|
カテゴリ:★楽しい子育て 自分育て★
重役出勤の息子ちゃんを、朝学校へ送りにゆく道すがら・・・・ 息子ちゃん、ふっとひとこと。 「お家って、空いてるところ、あるのかなぁ~」 小さい頃より、空いている土地を見ては、 「ここにお家建てよう!」とか、「畑にしよう」と言ったり、 新しく建てられているお家を見ては、 「おれも、お引越ししてみた~い」なんてよく気軽に言ってた 息子ちゃん。 息子ちゃんが“空いてるお家”というのは、 すなわち、引越しできるところって意味だなと すぐ分かりました。 「空いてるお家って、この近くで?」と聞くと、 「そうだなぁ~ もっと空気のいいところ☆」と言います。 「河原のほうかなぁ~」 いろいろ思いをめぐらせている、息子ちゃん。 そして、ふと思い出したように、 「でも、学校が変わっちゃうかぁ~」・・・・学区まで思慮に入ってるらしい。 思えば・・・・・ 息子ちゃんが生まれてから このかた、 息子ちゃんの身の周りの近しい人たちのあいだで、 お引越しとか、海外移住とか、お家のたてこわし とか 近しいひとたちの おとーさんおかーさんが離婚したり、 再婚して お引越ししたり・・・・ ものすごく動きが 目まぐるしい。 それも、息子ちゃんのとても親しい友達だったり、 いとこだったり、おじいちゃんおばあちゃん、だったり、 キーパーソンともいえるひとたちの人生が、 大きく変わるのを、次々、目の当たりにしている。 私の子供の頃って、こんなに立て続けに、身の回りのひとたちに 大きな変化なかったよねぇ?!というぐらい、 まわりのひとたちの激動を 感じながら生きているであろう 息子ちゃん。 「引越し」「海外移住」「畑をつくる」「お家をたてこわす」 「離婚する」「再婚する」・・・・・ 私にしてみれば、「激動」と思ってしまうような、できごとが、 息子ちゃんにしてみれば、「あ、今ちょっと、コンビニ行ってくるわ~」 というような、感覚なのかもしれない。 激動とか、大きな変化とも、まったく感じていないのかもしれない。 節々で、こんなことを感じるたび、息子ちゃんのような感覚で さらりと生きてゆけたら 面白いんだろうなぁ~ なんてことも思って、 自分の感覚を、概念を、改めて見直したりもする。 さてさて、 息子ちゃんの 道すがらのお引越し話は、その後も続き・・・・ 「学校変わると、友達 分からないしなぁ・・・」 ぽつりと言います。 「そうなの?」と私がたずねると、 「何日か学校行かないと、友達、分からないじゃん。 1日だけ学校に行っても まだ友達 わからないでしょ。」と息子ちゃん。 へぇ~~ そんなこと、思うんだぁ~と 感心しながら 「河原のほうだったら、〇くんもいるでしょ。学校は変わらないよ。 もっと遠いところだと、学校変わるけれどね」と、 息子ちゃんが気にしていた、学区について、いちおう説明。 「〇〇だと・・?」「そこは学校が変わる」 「☆☆だと・・?」「そこも変わるね」 いろんな場所について、学校が変わるか変わらないか、 息子ちゃん的に、思索してるらしい(笑) ・・・・・と、 「ま、考えとくわ~」 と、締めくくった、息子ちゃん。 そっか 考えとくんだ(笑)。 ま、今までも、 あるときは、「ラーメン屋をやりたいから、学校行く時間がない」と言ってみたり、 「ここ空いてるから、家を建てよう」と言ってみたり、 そのときどき 思いついたことを、何気なく口にする息子ちゃん。 この先どうなるかは わからないけれど、 これまでそうだったように サプライズの連続だということは なんとなく察しがつくような・・・・ 息子ちゃんがこんな風に、はっと驚くようなことを言うたびに 思い出すのが、 私が、結婚することを両親に伝えたとき、父が言ったひとこと。 「由紀子がこれ以上、何を言っても、おとーさん 驚かないぞ」 てっきり、就職活動してるかと思った娘が、いきなり結婚すると言い出したから(笑) そんなこと言ってた父だけど、 結婚後まもなくして、パートナーが学校の先生をやめ、自営業を はじめるんだよ、という話をしたときも、やっぱり、驚いてたっけ。 息子ちゃんも息子ちゃんだけど、 私も私で、両親を驚かし続けてきたのかもしれない な・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[★楽しい子育て 自分育て★] カテゴリの最新記事
|