自然のリズムとともに　ゆったりと・・・☆

昨日夜、息子ちゃんとお風呂に入っていたら、

「今日、〇ちゃんのおにーちゃんと会ったんだ♪」と

うれしそうに教えてくれました。



「おにーちゃん、何歳だと思う？！」と目をキラキラさせて

言うので、〇ちゃんのおにーちゃん、話に聞いたことなかったし、

きっと、歳が離れたおにいちゃんなのかな？と思って、

（息子ちゃんの従兄弟にも、もう二十歳過ぎのおにーちゃんがいるんですが）

「２０歳ぐらいかなぁ・・？」と言うと、

「よく分かったね！そう、大きなおにいちゃんなんだよ！」と。



「おにーちゃん、すっごくハンサムだった～」

とびきりうれしそうな笑顔で語る、息子ちゃん。

ハムサムって言葉、知ってるんだぁ～



「それでね、おにーちゃんの髪の毛の色はね、あのダンボールみたいな色なんだよ。

すっごくカッコよかった～～！！」

ダンボールみたいな色・・・ってことは、染めているのかな？



「それで、前髪がこんな風に、こうなって、こっちは、こうなってるの！」

自分の髪の毛を水で濡らしながら、おにーちゃんをマネて

セッティングしています。



セッティングしては、お風呂場にある鏡をみつめ、

またセッティングし直しては、みつめて。

「おれ、ハンサムになりてぇ～～！！」真剣なまなざし。



「ハンサムだよ～」と伝えたのですが、

自分で納得ゆかない様子。



ところで・・・・・


息子ちゃんは小さい頃から、髪の毛を洗うのがあまり好きじゃなくて、

だいぶ長いあいだ、（息子ちゃんのプライバシーにもかかわるので

具体的には書きませんが）髪を洗ってないのです。



小さい頃からだし、息子ちゃんは、自分がこう！と言ったら

つらぬき通すタイプなので、「髪がにおってても、死ぬわけじゃないし～」

「いつか、必要に迫られたら、洗うようになるだろから」

私も、もうずいぶん前に、息子ちゃん任せにしていました。



夏場は、さすがにちょっと洗わないと、臭うことがあって、

そのにおいをかいで、「あれ？！これって、猫のにおいだ～～！！」

と気づいたことがありました。

夏のある時、ほかの子供たちの頭のにおいもそれとなく、

かいでみたことがあって、そしたら、やっぱり猫のにおいがして！



あれは、猫特有のにおいなのではなくて、汗かいたときや、

洗ってないときに発生するにおい・・・だったんだ～！！って。

それを知ってから、放し飼いの猫があのにおい、ということは、

本能的には、人間のように、本来、そこまで洗うものではないのかも

しれない！これは、本能だ！と妙に納得してしまいました（笑）



それで、いつも忘れた頃に、「そろそろ　洗ったら？」という感じ

なのですが、「頭洗ってないところに濡らすと、におっちゃうかも～」

と伝えると、ハンサムになるのに、それはまずい！と思ったのか・・・・



「今日はおれ、髪洗うわ～～！」意を決して、息子ちゃんが言いました。

そして、自分で顔を上に向けて、慎重にシャワーをかけ、

シャンプーをしています。



「こわいんだよねぇ～～」ぼそりと　つぶやきながら。

（そう、一度、自分で洗ってたとき、思いっきりシャンプー目に入って、
　そのときから、ちょっとドキドキになったみたい。）

「いや、おれの人生に、こわいものは　いらなねぇーーー」

自分に自分で言い聞かせながら、洗っていました。



念入りに髪を洗うと、また、髪をセットして、鏡をチェック。

それはそれは　うれしそうに、鏡をみつめていました。



小さい頃から、私のスカートをまねてはいたり、日々、何枚も服を着替えたり・・・

おしゃれさんでしたが、戦隊モノを見るようになってからは、

ヒーローのしぐさや、口癖、服装をまねてみたり・・・・・・

かっこいいものを、日々研究してるらしい　息子ちゃんでした