自然のリズムとともに　ゆったりと・・・☆

寝る前のおふとんの中で、息子ちゃんが

「２年生になってから、地震ないよね。

　１年生のときは、何回かあったけどねぇ～」

と急に話し出すから、なんのことかと思ったら・・・・

何日か前に、避難訓練があったみたい。



そのあと、「◇くんのママが、気になるんだよねぇ・・・

　おれは、ひとりで行くことに決めたからさぁ・・・」

そんなことを、ぶつぶつ言ってました。



◇くんは、１年生のとき、いっしょのクラスだったお友達。

息子ちゃんも、◇くんも、ママが教室まで送りに行って、

慣れるまで、廊下でしばらく待機してる・・という日々。

１年間、毎日毎日顔をあわせていた　◇くんのママとは、

すっかり廊下待ち友達（笑）になり、あれこれシェアさせてもらって、

とても心強かった・・・そんな仲間でもありました



息子ちゃんは、１年生の３学期、最後の１週間ぐらいから

昇降口でお別れして、ひとりで教室まで行けるようになり、

最後の数日からは、登校も友達といっしょに行けるようになりましたが、

◇くんは、最後の最後まで、ママが教室まで送っていっていたみたい。

そして２年生になってからも、◇くんのママは

毎朝、廊下で待機してるみたいで、

そのことは、以前から、息子ちゃんから聞いてはいたのですが・・・



◇くんのママが気になるって・・？！

おれは、ひとりで行くことに決めたから・・・って？！



少し、◇くんのママがいることが、うらやましいのかなぁ、

たまには来てほしいということ　なのかなぁ・・？と思ったら、

それは　全くの見当違いだったみたいで・・・



「地震が来たらさぁ　◇くんのママは廊下にひとりでしょ。

　危ないから、気になるんだよねぇ～」

とのことでした！！！



そういえば、１年生のとき、わたしが廊下で待機中に、

地震があったことがありました。

まだ４月のころだったかな。



教室にいた　こどもたちと先生は、すばやく机の下にもぐりました。

震災直後だったので、わたしも内心、ドキドキしてたのですが、

その当時、いちばん後ろの席で、しかもいちばん

廊下側の席にすわっていた息子ちゃんが、

「おっかぁーー！大丈夫かぁーー？！」って

廊下にいるわたしにむかって、叫んでくれたのを覚えています。



あれは、朝の会の時間だったか、１時間目だったか・・・・

ほかに送りに来ていたママたちも、もうとっくに帰ってしまった時間帯で

廊下に、わたしひとり、だったのです。

とはいえ、わたしの心配までするなんて！！びっくりしたものでした。



そんな息子ちゃんだから、

もし地震があったら、◇くんのママが廊下にひとりでいることが、

気になるらしくって・・・



「大きな地震が来たらさぁ　◇くんのママは、

　赤ちゃんもいるしさぁ。（→いつも２～３歳の弟くんを連れてる）

　それに、ベビーカーもあるでしょ。

　◇くんのお家は遠いし・・・・帰るとき、危ないと思うんだよね」




息子ちゃん、しばらく、なにやら考えてる様子でしたが、

「まぁ・・・でも、◇くんがまだひとりじゃ来れないから、

　仕方ないか・・・気になるんだけどねぇ・・・」



そんなことを、気にしていたなんて。

意外でびっくりしたのと同時に

そんなことにまで　きもちがゆきとどくというか

配慮するというか・・・うまく言葉にならないけど

なんだか　むねがじぃ～んとしてしまいました。