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自然のリズムとともに ゆったりと・・・☆

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2012.05.06
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まわりにまったくひとが見当たらなかったので

おにいさんが来てくれて ほっとしました。



・・・が、その間にも、嵐はいよいよ激しさを増し・・・・

「これは ただもんじゃない!」っていうようなことを

思わず言ったら・・・



おにいさんが、「校舎に はいりましょう!」と

農大の校舎を指差し、すぐに、うしろに続く

私たちを気にしながら 走りだしました。



私たちも、ただただ おにいさんの背中を目印に走りました。

というのも、雨がものすごい勢いでざーーーっとくるので

校舎が、うすぼんやりしか見えないのです。



毎年といっていいほど、農大のお祭りには遊びにきていて、

バス停から校舎までの道は、知っています。



でも、いつも知ってる道とはぜんぜん違うように 感じました。

農大のあるところは、小高い丘。

周りが、下にある街々が 遠くの景色が よーーく見渡せるところ。



ということで、校舎に続くその道も、

吹きっさらし、な状態なわけです。



こんなに厳しい道だったっけ・・?!というほど、

私たちの前からの ゴーーーッと音をたてながら吹きつけてくる

強い風に押され、なかなか進めません。



雨が顔に打ち付けてきます。

「顔がいたーーい!!」息子ちゃんも叫んでました。



その前からくる すさまじい風が、ときおり、

急に角度を変えて、やってきます。



思わず、足をとられそうになり・・・・

もっと、身をかがめて 低い姿勢にしながら 歩みをすすめました。



私でさえ、足をとられるということは、

息子ちゃんはもっと、風にあおられやすい、ということ・・・

ひやっとすると同時に、

息子ちゃんを握る手に、思わず力が入りました。



校舎の壁が見えて、壁までもう少し、というところで、

今度は、校舎をぐるっと巻き込むように、風向きが変わりました。

私の側には、校舎の壁、

でも、息子ちゃんがいる側は、簡単なフェンスだけでした。



その瞬間、息子ちゃんのからだが、ふわっと浮いて、

フェンスの側に傾きました。

このものすごい風に対して、このフェンスは当てにならない・・・

と なぜかとっさに感じ、

私のいる側の壁に、さっと身をよせました。



壁には、直角に あいたスペースがあって、

その直角の間に隠れると、風が感じられなくなりました。

直角の両方にある壁が、風をさえぎってくれてるみたい。



バス停から走りつづけて、そこで初めて、休むことができて。

もうそのときには、気持ち的にマックス!!

半べそ状態だった私。

気づくと、片手を ハートのところに手をあてながら

ものすごい激しい呼吸をしていました。

「つきちゃった・・・」と思わず言ってました。



先を行ってたおにいさんが、私たちが立ち止まっているのに

気づいて、後戻りしてきてくれました。

「校舎の入り口は、もうすぐそこですよ!!」



最後の力をふりしぼって、入り口へたどりつくことができました。



全身の細胞が、びっくり!!ぴかーーん!!と

ひらききったような感じで、

頭の細胞から 顔の細胞から 全身のすみずみの細胞まで

衝撃をうけているような はじけてるような感じが

しばらく止まりませんでした。



ようやく呼吸も落ち着いて、おにいさんにお礼を言いました。

おにいさん、たまたま通りがかっただけ、

とでもいうように、トイレの場所を教えてくださったあと、

ささっと 自分の研究室へ姿を消してしまいました。



ちょうど息子ちゃんの着替えを持ってきていたので、

ぜ~んぶ着替えてもらったあと、

トイレにいって、ふたりで ずぶぬれになった顔を洗いました。



トイレから戻ってくると、雨がだいぶ小雨になっていました。

それから少しして、あの嵐はいったいなんだったんだろう?!

とでもいうほど、あたりは静まり、

晴れ間も見えてきました。



今日は携帯も持っていなくて、時間が分からなかったので、

通りがかったほかの学生さんにたずねてみると、

晴れてきた その時間は、「3時15分」でした。



3時にふわふわドームをあとにして 校舎までのあいだ

このすごい嵐のあいだが たったの15分・・?!

校舎についてから、トイレいったり、身体ふいたり・・・

すこしして晴れてきて、時間を聞いたのはそのタイミングだから、

それよりもっと短いってこと・・?!

そんなに短かったとはまったく思えないほどの、すごい嵐でした。



それにしても、あのとき あのおにいさんが

現れてくれなかったら、私たちどうなってたんだろう・・?!

身ぶるいしそうですが、

でももう そういう風に考えなくていいんだろな。

あのときあのタイミングで おにいさんが あらわれてくれたのだもの。

ただただ 奇跡のめぐり合いに、天のサポートに感謝です。



息子ちゃんも、雷について、今回身をもって知って、

「おっかぁの言うとおりだったんだね!

 今度からちゃんとはなし聞くわ~」 と言ってました☆ 

(身体がふわ~っと浮いたのも、息子ちゃん本人、よく覚えてた!)




実はこの1~2週間のあいだに、2回ほど、同じような夢をみていました。



目的地は すぐそこだというのに、分かってるつもりだったのに、

行き方が分からなくなっちゃって、方向が分からなくなっちゃって、

パニックおこしてる夢。



夢から覚めたあとで、あぁ~あのとき、はずかしがらず、遠慮せず、

携帯持ってるひとに 携帯借りればよかったんだ、とか、

聞けばよかったんだ  とか、

よく知ってるひとばかりに頼らず、全く見ず知らずのひとでも、

見かけは無骨なひとでも、案外みな、中身は優しいのだから、

助けてもらえばよかったんだな、って後から気づくような夢。



2回ほど まったく同じような夢をみたので、

そうか、見ず知らずのひとでも、見かけがどういうひとでも、

遠慮せず、恥ずかしがらず、「今度こそ 助けてもらうんだ」

ってこころに決めたの。



今日のおにいさんは、まさに見ず知らずの方なのに

助けてくださった・・・なんかものすごく意味深いなぁと思った。



そして、嵐が晴れて、今度は、次のバスに乗り遅れないように、

校舎の中をぐるっと見渡したんだけど、

時計が見あたらなくって・・・

通りがかりの学生さんに、それぞれ違う方に、

3回も、時間を教えてもらったのです。



そして、おにいさんは、あ、また現れた!と思ったら、

すすーーっと すぐに姿を消しちゃって・・・

でも その近くを通った教授らしき方?に

「あの方がさっき助けてくださったのですが どなたですか?」

と思い切って聞くことができた。

(そういえば、今思えば、事情をぜんぜん話してなかったので、
 ハテナハテナ??な顔されてたけど・・・)



その方に教えていただいた「研究室」の名前しか

おにいさんについての 情報はないのだけれど・・・

あらためて ちゃんとお礼が言えるといいなぁ。



今さっき 今日の満月みつめていたら

なんだか しみじみありがたくって・・・・・・

あぁこうやって ちゃんと守られているんだな きらきら

助けられているんだなきらきら・・・って。



ふいにあらわれ 助けてくださったおにーちゃん、

そして、いろいろ教えてくださったみなさんのこと思い出して

胸があつくなって・・・涙が出ちゃった。







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Last updated  2012.05.08 09:36:59
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