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自然のリズムとともに ゆったりと・・・☆

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2014.05.08
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父の次は、母のこと。

おかあさんとは、こどもの頃、ほんとうにいろいろありました。

いろいろあった・・というのは、こどもの私からみて、

のことですが。



おかあさん自体が、生まれてすぐに お父さんを亡くし、

お母さんと離れて、遠い親戚に預けられていたこともあってか、

なんでも自分でやるのが 当たり前だったせいか、

「なんでも自分でできるように、早く自立しなさい!」が口癖でした。

私からすると 厳しい母で、ほとんど 褒めたりもしない母でした。



そんな母に対して、すこしは あたたかな言葉をかけてほしいな。

褒めてほしいな。なにより「触れてほしいな」と思ってた私でした。

きっと、母自身も、触れられることに 慣れていなかったのでしょう・・・

肩たたきとか、何か きっかけを見つけては、母に触れようとするのだけど、

喜ばれるどころか、ふりはらわれるほうが多くて それが子どもごころに

ちょっぴり悲しかったです。



拒食、過食を繰り返していたころ、今思えば 私はほんとうに、

母の食事を 拒絶していました。

お肉は食べない。そのうち、魚や たんぱく類も食べないと言いだし・・・

心配する母が、「一口でもいいから、食べなさい!」というのに対し、

どんどん 食べる量が減って、影でこっそり 

食べ物を捨ててることも しばしばでした。

わたし自身が、母の食事を拒絶していたから 当然といえば当然なのですが、

母も、私が作った料理は、いっさい、と言っていいほど、口にしませんでした。

ひと口食べて、いやなら嫌と言ってもらえたら まだいいのだけど、

ひと口も食べてもらえないのって、悲しいなぁと思ったりしてました。



でも 母とのそんなこんなが、わたし自身、自分と向きあう

大きな大きな きっかけになり・・・わたし自身の転機でもありました。



しっかり自分自身と向き合ってゆく中で、

自分が自分自身を 大切にすれば、

命さえあれば、

あとのこと、親がどう言ったとか、どう育てたとか・・・

そんなことは、いつでも、どうにでも 取り返しがつくということを

身を持って 知りました。



さらに、自分自身が 親になってからは、

命を産みだし、日々 育ててくれたこと。

もうそれだけで、本当にすごいことなんだ!!と。



母とのあれこれも すっかり解消してしまった今では、

実家に帰るたび、母の作ってくれる食事が 美味しくて美味しくて!!

こどもの頃は、何を出されても 「もう食べられない」

「これは食べない。あれは食べない」と言ってた私ですが、

今では、「お母さんの作ってくれたものは、なんでも美味しいーーー!!!」

一口一口、食べるごとに、「美味しい~~ ♡ ♡ ♡」 の連発。



そんな私に対して、実家から帰るときには、かならず

おにぎりやおみやげを 持たせてくれる母。

もう40過ぎた私ですが、あの頃の分まで、

娘をさせてもらっているかのようで・・

遠慮なく、本当にありがたいなって・・なんでも頂いている私です♪



拒食やってた 高校生の頃、私は バイトに行くにも 

朝早く自分で お弁当を作って、2~3駅向こうの バイト先まで、

電車賃けずって、自転車で 山越え谷越え、出かけていました。

母いわく、「ほんとうに 努力家でまじめで、がんばり屋さんだったわよね」って。

周りの友達や ご近所さんからも、いつもそんなことを言われてました。



そんな私が、いつからか、母いわく「はじけちゃった」らしく・・・

「あの頃とは、まったく別人」とまで言われました(笑)。

自分でも、そう思うのですけれどね。



そんな こどもの頃をふりかえって、

「あの頃は、私、なんだか 自分自身を出せていなかったのかも・・・」って

つぶやいたら、「あの頃はあの頃で よかったんだし、

今は今で いいんじゃないの~☆」って やさしく言ってくれて・・・

そんなこと言われたの 初めてでした。



父親とはまた違う視点から、母親って、日々、こどもを密に見ている。

それも 妊娠して、命がけで 生んでくれて、

赤ちゃんから 大きくなるまで、ずーーっと 日々、育ててくれて。

酸いも甘いも ぜーーーんぶひっくるめて、

母親ならではの ふところひろーい母性で

なにもかにも ひっくるめて、包みこんでくれていたんだな・・って

今になって、母の深い深い思いが、愛情が

身にしみてわかるようでした。



そんなこんなも、母に 直接伝えたり、

言いそびれた部分は、メールで文章にして送ったりしてみました。



メールは父が全部、チェックしてくれているのですが、

父から こんなお返事メールが届いてました。



「傑作なお手紙、ありがとう。
 
 お母さん、驚いてたよ。
 
 よくま~こんなに長い文章を書いてくるなんて。
 
 お母さんは、別に手紙を書くと言っていました。」



ただただ私は、湧きでてくる思いを 

そのまんま 綴っただけ。思いがあふれて、

ついつい長くなっただけ なんだけどね。



母からお手紙なんて、もらったこと あっただろうか・・?!

母はメールが書けないので、それでお手紙と 思ったのかな。

もうその気持ちだけで じゅーぶん うれしくて・・・

「伝えたい気持ちを 伝えただけだよ、無理しないでね」と

お返事しておきました ♡(^-^)♡



(続)



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           りらくぜーしょんるーむAnela(あーねら)             
 
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Last updated  2014.05.08 23:52:31
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