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2014.08.09
カテゴリ：☆想いつれづれ☆
先日・・・実家に帰る直前に、
お客さまの☆さんから 本をいただきました。 ☆さんが差し出してくださった 本のタイトル を目にして、びっくりでした。 「消えたい」 ～ 虐待された人の生き方から知る心の幸せ ～  【楽天ブックスならいつでも送料無料】消えたい ［ 高橋和巳 ］ 高校生の頃、激やせして、生理がこなくなって 産婦人科通いしていた あの頃、 わたしなんて いないほうが いいんじゃないか・・ と 感じていた あの頃、 「この世から 消えたい・・・」って、何度も何度も 思っていたのです。 そう、「死にたい」ではなくて、 なぜか「消えたい」だったのです。 本を ぱらぱらっとめくって。 「死にたい」と「消えたい」の違いについて 書かれた箇所に また、はっとしました。 ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ 「死にたい」は、生きたい、生きている、を前提としている。 「消えたい」は、生きたい、生きている、と一度も思ったことのない人が使う。 「死にたい」と思うには、その前提に、本当はこう生きたいという 希望や理想がある。あるいは、人生のある時期、楽しく生きていたという 経験がある。・・・（中略）生きる希望や目的、理想、楽しく過ごした 体験があっての「死にたい」なのだ。 一方、被虐待者（※精神的、肉体的にという意味）がもたらす「消えたい」には、 前提となる「生きたい、生きてみたい、生きてきた」がない。・・（中略） ・・・今までただ生きてきたけれど、何もいいことがなかった、何の意味もなかった。 そうして生きていることに疲れた。だから、「消えたい」。 ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ 私の場合、ここに書かれているように、「それまで 何もいいことがなかった」 というほどまでは いかなかったのですが、 その当時に関しては、たしかに 書かれている通りで。 生理が来なくなって、女性としての自信がすっかり無くなっちゃって おんなとして生きている意味、ないんじゃないか・・って ほんと思った。 母は、日々、厳しくいろいろ言ってくれるけれど、 褒め言葉というのは 聞いたことがなかったし。 友だちからも 無視されたり、先生からもバッシング受けたりして・・・ なんだか、自分が生きていることが 申し訳ないような、 自分がいないほうが みんなが幸せになるような そんな気さえして、 ひっそり「消えたい・・・・」って。 当時、痩せこけた私を、なんとか太らせようと、 母が懸命に 食事を作ってくれていて。 「これだけは食べなさい」って・・・ 毎回の食事時間は、母のその思いを 感じすぎて、 なんだか監視されてるようで、緊張感いっぱいで、 苦痛で苦痛で 仕方なかった。 ほんとうに食が細くて細くて・・・あと一口が ぜんぜん食べられなかった。 でも、家族がいなくなると、ものすごい勢いで、どか食いをして。 拒食と過食を 繰り返していました。 でも それがあったからこそ、その後の人生、 自分自身と とことん向き合うチャンス を与えられ、 さまざまな こころとからだのセルフケアのことを知ったり、実践することができたし、 親子関係が どれだけ自分自身と密接につながっているかを 知ることができた。 今のわたしなら、そんなに遠回りしなくてもだいじょうぶ！な方法を いろいろお伝えすることができるけれど、それも、これがあったからこそ。 先日、息子ちゃんといっしょに、ごはんを食べていたときのこと。 「これ、食べたくない。これも食べたくない・・」息子ちゃんの言葉を聞いて。 その日にかぎらず、息子ちゃんがしょっちゅう言う言葉 だったので。 もうせっかく作ったのにぃ～～～～・・・と 何だか切ないような、腹立たしいような気持ちになりつつ、 急に、涙があふれてきたのです。 それは、「作ったのに 食べてくれない！」という私の気持ちも もちろん あったのですが、 母が、あの当時、毎回、どんな思いで ごはんを作ってくれていたか。 せっかく作った食事を、あまり食べず、母がどんな思いをしていたのか。 それが 身にしみるように感じられて・・・・ 涙がとまらなくなってしまったのです。 あぁ・・・おかあさんも、こんな風に、いやもっと、 切ない思いをしていたのかな って。 それで 改めて、おかあさんに 謝りたい！！と思ったのでした。 ちょうどそのあと、帰省したので、 これはいいチャンス！と 母にあやまりました。 「あれ食べない、これ食べないって・・・ あのときは悪かったなと思って・・・ごめんなさい。」って。 それと同時に、「いつも、一生懸命、ごはん作ってくれて・・ありがとう。 毎日毎日作るって、本当にすごいことだよね！自分が作るようになって身にしみているよ。 それに、私が今もこんなに健康なのは、おかあさんが いつもいつもていねいに 食事を作ってくれてたからだと思う。美味しい料理を いつも本当にありがとう！」 と伝えることができました。 母は母で、「あらぁ～ そうだったっけ？私、なんでも食べさせていたからねぇ～」と すっかり肩のちからのぬけきった、ほわわ～んとした あたたかな口調で 答えてくれました。 今では、おかあさんが作ってくれたもの、なんでも食べるし、なんでも美味しい♪ 実家に帰ると、自宅にいる以上に い～～っぱい食べてる。 「おかあさんが作ってくれる料理、なんでも美味しい～～～♪♪」って、 あの当時の分まで、めいっぱい うるさいほど（笑）言ってます。 あの当時から、３０年あまりの月日を経て。 「ごめんなさい」が言えて 本当に本当によかった。 あの当時、母からしょっちゅう 怒られていて、 そのたびに「ごめんなさい」を 仕方なく言っていたのだけど、 ぜんぜん納得してなかったし、ごめんなさい の気持ちじゃなかった。 ごめんなさいと口で言いながら、こころは、母に対する怒りで いっぱいだった。 それがこの３０年あまりの間・・・その怒りも たくさんたくさん解放して。 わたしの中から、もう怒りがすっかり なくなっていたんだね。 「ごめんなさい」が 本当に素直に こころから言えた。 実家に帰る直前、という またとないタイミングで 「消えたい」の本をくださった☆さんにも ほんとうに感謝のきもちでいっぱいです。 ～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～ りらくぜーしょんるーむAnela（あーねら） ～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～  完全ご予約制につき、お電話（０４６－２２７－１０７５）またはメールフォームにて、ご予約＆お問い合わせ お願いいたします。 ☆最寄駅☆ 小田急線本厚木駅より徒歩７分（地図はこちら） ☆営業時間☆ １０：００～２０：００（火曜休）  駐車場もあります。☆ホームページ☆ こちらをご覧ください ～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～  ゆきのアート関係のページ（オーダーアート、原画・えはがき、わくわくカード）わたしたちのお店 あーねらにも常時、原画をたくさん飾っています。 よかったら、遊びにいらしてくださいね。     ゆきの個人セッションカウンセリング・タロット （恋愛・パートナーシップ、セクシャリティー、親子関係） ヘンプオイルトリートメント、デトックス（プハン＆ヘンプ）トリートメント （心身のデトックスをサポートしてくれる“ヘンプオイル”を使ったトリートメント♪） 関係性を癒すワーク （親子関係、パートナー関係 の改善に・・・☆） 女性のためのからだの講座（随時開催中♪ お気軽にお問い合わせください） ～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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