こちら　南California 晴天なり

ご無沙汰いたしております。
皆様お変わりなくお過ごしでしょうか？

私は乳がん発見からかれこれ８年経ちました。
その後は乳房再建手術を二度行い、現在は残り６ヶ月のタモキシフェン服用を残すのみになりました。
普通タモキシフェンは抗がん剤完了後５年間なのだそうですが、ドクターの勧めで３年間の延長をしました。

その間２度日本への帰省をしました。
３年前に娘と一緒に久しぶりに日本の地を踏んだ感激は言葉では言い表せないほどの幸せでした。
見るもの聞くもの珍しくまさに観光客の気分でした。
一番の幸せは両親や妹家族との再会、娘の嬉しそうな様子でした。

二度目は去年の３月、父が亡くなり帰省しました。
突然の事で妹から携帯にメールがあり取るものもとりあえずの帰省でした。
約一月半の滞在でしたが、高齢の母に代わって妹と二人役所関係、病院関係、葬儀関係と奔走しました。
忙しくしていると気がまぎれると言いますが、まさにその通り忙しさで悲しみで打ちひしがれるというような状況にはなりませんでした。
母は本当によく父を支えてきましたから達成感のほうが大きかったのではなかったかと思います。
それでも買い物に出かけると父が好んでいた飲み物を見つけ思わず手を伸ばし、自分でふっと気がつき苦笑いをしていました。
残された母が健康で薬知らずなのは遠くにいる私にはとても安心で有難いことです。
妹が母に一緒に住む事を薦めているのですが、母は自分で充分やっていけるし友達もたくさんいるから当分は自分ひとりで大丈夫と応じません。
これでは母をアメリカに・・・なんて無理な話です。

まだ大きなニュースがあるのですが、これは嬉しいお知らせなので後日また書きたいと思います。
せめて月に一度は更新できたらとは思うのですが、なかなか・・・。

年の初めにご挨拶させていただきました。
皆様のご健康を心からお祈りいたします。

ノア