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カテゴリ:シャーロック・ホームズ
今夜はシャーロック・ホームズに関して
小説は勿論、DVDや解説本にいたるまでコレクションしているが、何と言ってもジェレミー・ブレッドの演ずるホームズは最高である。ストランド掲載時のシドニー・パジェットが描いた挿絵そのままに映像化されている。 まるで挿絵から抜け出てきたような映像には感動すら覚える。 惜しむらくはホームズ役のジェレミー・ブレッドが残り18作を映像化できぬまま、この世を去ってしまったことである。できることなら全作においてホームズを演じきって欲しかった。 他にもホームズ役を演じた俳優は数多くいるが、ジェレミー・ブレッドを超える俳優はこれからも現れないであろう。 吹き替えの点では、コロンボ同様に日本語版の方がしっくりくる。ホームズ役の露口茂さんと言えば「太陽にほえろ」で有名だが、このホームズ役もとてもハマっていると感じる。あの落ち着いたトーンの声はブレッド本人よりずっとホームズのイメージに合ってるように思う。 基本的に映画や海外ドラマは全て原語版を好んで観る為、日本語版というのは殆ど観る事はない。 しかしながら「ホームズ」・「コロンボ」・「ミスターBoo」については原語版より日本語版の方が好きだ。会話の妙というか、台詞の言い回しというか(勿論のこと異訳もあろうが)、これが楽しめるのだ。だからと言って、自分は英語や中国語が堪能なわけでは決してないのだが・・・ DVDについては一つだけ不満がある。 BOXが初めて発売された時に、財布の底まで叩いて購入したのだが、最近になってまた完全版なる商品が発売されているようだ。何が異なるかというと、自分が持っているのはNHKの放送時にカットされている部分には吹き替えがついていない。従ってまともに観ると、所々に吹き替えなしの原語版の部分がある。しかし「完全版」なるものは、その部分にも吹き替えを追加しているとのこと。 どうしてDVDとは後になればなるほどお得でよい商品がでるのであろうか(泣) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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