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カテゴリ:美味しいもの
今日はお客さんと呑みに出かけた。
お客さんお勧めの魚屋さんがやってる小料理屋。 もちろん魚屋さんだけあって、魚料理中心だかとても美味しかった。 お通しはつぶ貝と真蛸、焼き物は吉次、お作りは白魚、太刀魚、真烏賊、中トロ・・・ 揚げ物は河豚のから揚げ。フキノトウの天麩羅、茶碗蒸し、焼いた明太子、赤ナマコの酢の物と量は程よく、品数は盛り沢山だった。亭主が今作ったばかりだからと持ってきたのが鯨のベーコン。物凄く久しぶりに食した気がする。 昔子供の頃は食卓に鯨の味噌汁や竜田揚げ、勿論ベーコンもあった。給食にも鯨の存在は当たり前のようにあった気がする。 でも今は鯨は高級食材となってしまった。あんなに安くて栄養価の高い食品だったのが、今ではちゃんとお金を払わないと食することができない状態。いつの頃から食卓に鯨の存在が無くなったのか、記憶は定かではないが、思えば食べなくなって久しいのは間違いない。 鯨も日本の食文化の中では欠かすことのできない食材なのに、気軽に食することができなくなると非常に寂しく思う。 時代が変われば、当然食生活・食習慣も変わるものだが、鯨も食文化としてきちんと後世に伝えていきたいものだ。今の子供たちは鯨の油がたくさん浮いた味噌汁を食したことがあるのだろうか?冬場になれば体が温まる食材として重宝されてきたのに、今は食べたことが無い人も少なくないのかもしれない。 日本には四季折々の食材があり、食で季節を楽しむことができる。 そういった意味では、日本人に生まれて本当に良かったと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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