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カテゴリ:アウトドア
二日目の朝は、殆ど日の出と共に目が覚める。
さすがに標高700mとはいえ、朝はグッ~と冷え込む。 【山の朝・・・日差しが優しくてとても気持ちいい】 早速炭をおこして、コーヒーを入れ、昨日買っておいたパンを頬張る。 炭で軽く炙ったパンは香ばしく、何もつける必要がない。 引き立て、入れたてのコーヒーとの組み合わせをじっくりと楽しむ。 この時点で起きてきたのは自分ともう一人だけ。周囲もまだ目覚めておらず 本当に山の静けさが漂う至福の一時。 (でも湖では、既に釣りに勤しむ姿があり、本当に釣り好きな人達の多いこと) 日が高くなるにつれ、周りの人達も活動開始。 次第にあちこちから朝食の香りが漂ってくる。 卵を焼く匂いやパンを焼く匂いがあたり一面に広がっていく。 これもキャンプ場の風景の一つ。 子供達は早速遊びに出かけ、残った大人は釣りに行く者、温泉に入る者など 思い思いの時間を過ごす。 自分はというと、ゆったりとキャンピングチェアに体を預け読書にふける。 持っていった一冊は「日本の名随筆 第12巻 味」である。 いろいろな作家の「味」や「食」に関する随筆を集めた本。 http://www.tssplaza.co.jp/sakuhinsha/book/zui-hon-list.htm この随筆集には色々な題材があり、「心」・「音」や「酒」など何冊か持っている。 どれも本当に味わい深い随筆が詰まっていて面白い。 特に「食」に関するこの一冊はお気に入りの一冊。 心地よい風に吹かれながらの読書はまた格別である。 さて、キャンプの楽しみの一つに昼間に呑む酒というのもある。 気が向いたら炭火で焼き鳥やソーセージなどを焼きながら酒を呑む。 昼間の酒はこれまた格別。 五臓六腑に染み渡る旨さだ。 【昼間から焼き鳥・・・これがまた格別】 そうこうしているうちに釣りに行っていた者が帰ってくる。 去年は坊主で皆から文句を言われた彼も、今年はわりと形のいいニジマスを4匹。 これで夜の食材の一つは確保できた。釣った本人もホッとした様子。 早速腹を割いて内臓を取り出し、洗って日陰に干しておく。 【本日の釣果・・・ニジマス4匹なり】 もう一つ、夕飯の準備を始める。今回は初挑戦の自家製ピザ。 小麦粉をお湯で練ってイースト菌を加え一次発酵させる。 ある程度発酵が進み、指を刺しても崩れなくなったら、1枚分ずつ小分けにして さらに二次発酵させる。 気がつけば見る見る大きくなっていくのが分かる。 【ピザの準備・・・二次発酵中で膨らんでいく】 今回の夕飯はイタリアン(?) 子供達の大好きなスパゲッティミートソースにピザ、豚シャブのサラダを添える。 勿論ミートソースも手作り。日の高いうちに準備しておくのだ。 釣ってきたニジマスは塩焼きにし、ジャガイモや玉葱をホイルで包み炭で焼く。 シンプルながら素材の味を楽しめる料理だ。 【夕飯の品々】 また、今夜もゆったりと時が流れていく。 【皆お風呂へ行きました・・・笑】 ランタンの光って、何故かホッとするんです。 あの揺らめきを見てると、何か懐かしい気持ちになって落ち着くのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 6, 2005 02:41:17 PM
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