死について学ぶ
8月は、原爆の日があったり終戦の日があったり御巣鷹山の事故があったり、死について考えることも多いです。『死刑』存続派、撤廃派の様々な意見を知ることができまた、死刑というもののシステムについても具体的に学ぶことができました。私自身は、どちらかといえば存続派ではありますが、執行する方々の負担については知らなかったことが多かったので、考えさせられるものがありました。『人はどう死ぬのか』死に方は練習することができず、他者の死から学ぶしかないという視点で沢山の方々を看取ってきたお医者様のお話です。医療の限界についてや、救急搬送についてなど正しく知ることで、死に際に慌てなくても済むような心構えができた気がします。ありがたいことに、日常で死に関わることもほとんどなく、身内の死の経験もごくわずかしかない・・多くの方がそうだと思うので、「死」が間近に迫った際に、慌てない人なんてそういないですよね。自分や身内がそういう差し迫った事態の時に、なるべく後悔の少ない選択をするためには、正しい知識があることが前提になってきます。また、多くを求めすぎないことも、人生を豊かに送るためにも、穏やかな最期を迎えるためにも大切なんだな~と感じました。