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テーマ:☆動物愛護☆(3966)
カテゴリ:猫
新潟県村上市でのクマ射殺について
こんにちはヾ ^_^♪ 連日連夜日本の何処かでクマが殺されています。 なので私も連日連夜自治体にメールを送っているため、ブログの更新が遅れてしまいました。 それにしても多すぎます。 北海道、岩手、新潟、群馬、秋田、山形・・・。 最近では何処にどんなメールを出したのか忘れてしまいました・・・(-.-;) 他にも箱わなを設置してクマを捕獲しようとしている自治体が幾つかあります。 ただでさえ林野庁が奥山にまで人工林を植えているので、生息地は狭められ、クマは食べるものもありません。(。-_-。) ちょっと前置きが長くなってしまいました。(^┰^;)ゞ それでは本題に入らせていただきます。 ネットに以下の記事が載っていました。 -------------------------------------------------------------------------------- クマ:村上で1頭射殺 体毛鑑定へ 女性遺体と関連か /新潟 15日早朝、村上市葛籠山の山中で、ツキノワグマ1頭がわなにかかっているのを猟友会のメンバーが見つけ、間もなく射殺した。 現場近くでは先月、クマに襲われて死亡したとみられる女性(当時81歳)の遺体が見つかっており、村上署が関連を調べている。 -------------------------------------------------------------------------------- 要するに射殺した後に体毛鑑定をするということですね。 ということは鑑定の結果女性を襲ったクマでなければ、無実のクマが殺されたということになりますね。 そこで新潟県にメールを出しました。 ちなみに新潟県の駆除権は市町村が握っています。 以下は5/24に来た新潟県からの返事です。 -------------------------------------------------------------------------------- 新潟県環境企画課の渋谷と申します。 > 体毛鑑定をせずに射殺したそうですが、 これは新潟県クマ保護管理計画に則った対応なのでしょうか? → 新潟県ツキノワグマ保護管理計画では、体毛鑑定をしなければならないという規定は設けておりません。 なお、村上市から報告を受けているところによりますと、本件については人里近くの有害鳥獣捕獲(農作物被害防止)であり、捕獲後の処置は市が判断しておりますので、詳細については 市にお問い合わせください。 -------------------------------------------------------------------------------- 以上です。 なんとなく冷たい感じがしますよね。( ̄▽ ̄;) それで今日以下のようなメールを渋谷さんに送りました。 -------------------------------------------------------------------------------- 渋谷様 前略 落合です。 お忙しいところご返事していただき、誠にありがとうございます。 > 本件については人里近くの有害鳥獣捕獲(農作物被害防止)であり、 今回の捕獲は農作物被害防止のためではありません。 事の真相を簡単に説明させていただきます。 まず4/26日に村上市葛籠山の荒川土手沿いの路上で、小池さんという女性がクマに襲われました。 それでそのクマを捕獲するために檻を設置したそうです。 檻の中にはクマを誘引するためにハチミツがまかれていたそうです。 その後事故現場から1キロほど離れた同市内の杉林が近い畑近辺に猟友会が仕掛けていた誘引檻に今月15日早朝、2歳から4歳とみられる体長およそ110センチ、体重およそ45キロのオスのクマがかかっているのを同会メンバーが発見したそうです。 そしてすぐに猟友会のメンバーが射殺したそうです。 警察は、捕獲されたクマが小池さんを襲った可能性があるとみて、捕獲したクマの手の鑑定などを進めているそうです。 鑑定の結果もし捕獲されたクマが小池さんを襲ったクマでなければ、何の罪もないクマがハチミツで誘引され、捕獲されたことになります。 言うまでもありませんが、「誘引物でツキノワグマを農地周辺に呼び寄せない」のは被害防除対策としては基本中の基本です。 確かに新潟県ツキノワグマ保護管理計画では、体毛鑑定をしなければならないという規定はありませんが、 もしこの射殺されたクマが鑑定の結果小池さんを襲ったクマでなかったら、山の中にいた無関係のクマをハチミツでおびき寄せて捕獲したことになります。 これは錯誤捕獲であり、しかも本来放獣しなければならないところろを射殺までしています。 この件に関しましては現在村上市に問い合わせ中です。 以前村上市農林水産課 農業振興室に捕獲檻の設置についてお聞きしたら、「クマを捕獲したら直ちに射殺する選択ではなく、クマとの共存はとても重要なことであると考えております」と仰っていたので、猟友会の独断で射殺したのかもしれません・・・。 このクマが捕獲された檻の設置場所について村上市に問い合わせたところ、「杉林が近い畑近辺で、設置期間は23日間です」と仰っていました。 そこで幾つか伺いしたいことがあります。 質問1捕獲したクマが小池さんを襲ったクマかどうかを鑑定する前に射殺することは、無実のクマを殺す可能性があり、猟友会の行動は問題ではないのか? 質問2.新潟県ツキノワグマ保護管理計画では人身被害防止捕獲による箱ワナ設置期間は3日間です。 にも関わらず農作物被害防止捕獲と偽って23日間も設置したことは問題ではないのか? 質問3.小池さんを襲ったクマを捕獲するために、事故現場付近以外の場所に箱わなを設置することは問題ではないのか? 新潟県ツキノワグマ対策マニュアルでは「捕獲檻の設置等は、出没、目撃等があった地域及び周辺とし、奥山等のクマ本来の生息地まで入った捕獲は行わないよう留意 する」となっていますが・・・。 お忙しいところ誠に恐れ入りますが、ご返事のほどよろしくお願いいたします。 -------------------------------------------------------------------------------- 以上です。 新潟県庁環境企画課 ngt030150@pref.niigata.lg.jp 村上市農林水産課 農業振興室 TEL:0254-53-2111(内線344) FAX:0254-53-3840 E-mail:nosui@city.murakami.lg.jp それではこれで寝ます。(-_-)゜zzz… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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