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☆Sparking Thandar☆

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神岡 浩

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$柊$ $柊$さん
2006.11.02
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カテゴリ:趣味
とくに、今日はネタが無かったので。

SSと言うことにしました―。わー。





―――





「ユウキくん!」

ハルカが、ユウキの後を追ってふと話しかけた。

ユウキは振りかえり、「何?」といった。

「あのね、言わないでって…言われたんだけど…。行ったほうがいい気がしちゃって。よく聞いて。」



゛コウキくんが、大熱出していま寝こんじゃってるんだって。お見舞いに行ってあげて?゛



ハルカの言葉を聞くと、一目散に近くの病院へ向かった。

大変だ。

コウキは体が弱いために、熱でも重い症状になってしまうのだ。

「どうしてだまってたんだよ!!」

「コウキ君からのお願いだったのよ!!ユウキくんに心配して欲しくないから呼ばないでって…。」

「ったく、コウキのやつ……!!」






「コウキ君、大丈夫かな?」

ヒカリは病室の前で立っていた。

もちろん、ジュンも一緒にだ。

ジュンは「あたりまえだ!」と言い張る。

「コウキはどんなに熱が出ても、へらへらしてるしな!大丈夫だろ!」

「だといいんだけど……。」

ヒカリは抱いていたナエトルの頭を撫でる。

それを見たジュンは頭の上に乗っていたポッチャマを見た。

ポッチャマは「?」と首を傾げると、ジュンの前に飛んだ。

慌ててジュンはキャッチする。

「いまでも不思議なんだよな。ヒカリはかわいい者すきなのに、ポッチャマじゃないのかーって。」

「フフ、私はナエトルとずっと暮らしてたのよ?ジュン君がポッチャマを持ってくれてよかったと思うよ?」

「そーかぁ??」

この病院には、ポケモンをボールから出してもかまわないのだが、出すのは一体のみ。

そして床におろしては行けないと言う約束がある。

だから、ジュンは慌ててポッチャマをキャッチしたのだ。

「キキー!」

「…!コウキのヒコザル!だ、だめだろ!!地面に足つけちゃ…ってあれ?コウキ…。」

ぼーっとしたコウキがヒコザルをゆっくり持ち上げて、肩に乗せた。

診察は終わったのだ。

付き添いに、ジンがいた。

彼を支えているのだ。

「一応、安定剤は打ってもらったからしばらくは大丈夫だろう。」

「すみません。ジンさん…迷惑かけて…。」

「いいんだよ。じゃあ、また何かあれば呼んでくれよ。いくぞ、ルカリオ。」

ジンはルカリオと共にその場を去った。

とりあえず、長く立たせるのもよくない。

病院のいすに座らせることにした。

「ゴメンね。」

「いいのよ。無理したんでしょう?また。」




―――――ばたばたばたっ!!



病院の中を走るつわものが、コウキの前に現れた。

そしてぴしゃり、と言いきった。

「何やってんだお前は!!」

……それは、ユウキだった。

息を切らし、コウキに向かっていったのだ。

頭の上に乗っていたキモリさえも目を回している。

「ユウキ…なんで?」

「ハルカが白状したんだよ!お前が倒れたって!!なんで言ってくれないんだ!?」

「ど、怒鳴らないでユウキくん!…コウキくんは…。」

「わかってるよ!!でも、黙っているだなんて許さないからな!」

怒鳴っているために、周りに居る人達もシーンとその状況を見つめる。

コウキはそれを見て、微笑んだ。

「なに笑って……。」

「大丈夫だって。いつもの熱だし……。そんな死んじゃう~ってわけじゃないんだし。」

確かにそうである。

死んでしまうわけでもない。

ユウキはそれを忘れてしまっていた。

「ま、ユウキの早とちりっつーことで、いいんじゃねぇ?ココからでよう。迷惑掛かるだろ?」

ジュンの提案に、一同はとりあえず、外に出ることにした。





――――



「キキ―!」

「キャモ!」

ヒコザルとキモリは遊び出した。

それを見たナエトル、ポッチャマ、アチャモさえも遊び出したのだ。

「とりあえず……これからはチャンと報告するように…頼むぜ?俺の寿命がちぢむ…。」

「ハハハ。わかった。今度は隠したりしないよ。」



従兄弟である、彼らは…


兄弟も同然…なのだ。


――END――



よくわからない。


とりあえず、ユウキ+コウキだと思ってくれたらイイです。





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Last updated  2006.11.02 20:53:57
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