|
テーマ:ノンジャンル。(2210)
カテゴリ:つぶやき
怖い映画を紹介した事ですし、
私の姉の体験談など、紹介してみようかな~ 私には3歳年上の姉がいますが、姉の結婚前に私と姉の 二人で生活をしていたことがあります。 その頃、姉は数々の霊体験をしたそうです。 住んでいた場所がそういう因縁めいた場所だったのか もともと霊感の強い姉だからか・・ エピソード1・・・カレーパン ある日の夕方、姉が私より遅れて帰宅した。 玄関を開けて入ってくるなり、一目散に台所にむかい お湯を沸かし、お茶をいれる姉。 「どうしたの?そんなに喉かわいているの?」 という私の問いかけに、姉は一言 「私が飲むんじゃないよ・・」 そして、入れたてのお茶を持ち、外へ出る。 取り残された私は、状況が把握出来ずに呆然としていたが 嫌な予感を感じ動く事が出来ないでいた。 そこへ、姉が戻ってきた。 恐る恐る、聞いてみる「どうしたの?」という問いかけに 姉が話し始めた・・ 姉の話によると、会社からの帰り、駅から 家に向かうちょうどその時、駅前の雑踏を 人々の動きとは、全く異なる動きのものを見たそうだ。 あっ・・きたな。と姉は思ったそうだが、 案の定、姉のところに、ひゅ~っと飛ぶようにやってきた。 無視する姉の後をついて来る。 10分ほど歩いてもまだついて来る。 伝わる波動は、あまり悪い感じではなさそうなので、 まわりに人がいなくなったあたりで話しかけてみたそうだ。 「どうしたの?なんでついてくるの?」 そうすると、その霊は 「ひもじい・・何か食べたい・・」と語った。 よくよく見ると、貧しそうな身なりのいかにも どこかで行き倒れになったような感じの中年の男性。 不憫に思った姉は、近くのコンビニまで来ると、 「ちょっと待ってて!」とその男性に言い、 コンビニでカレーパンを買ってきた。 そして、とにかく早く、何か食べさせてあげようと コンビニの店の前でカレーパンの袋を破き、地面に置き、 その男性にあげたそうだ。 はたから見たら、きっと、姉は食べ物を粗末にする危ない女 と映ったに違いない。 感謝の気持ちを表したその男性は 「上がる前にお茶が飲みたい」と言ったらしい。 と言う訳で、家の前までつれて来て、お茶をあげたという事。 そこまで聞いて、殆ど凍りついている私に姉が 更に凍りづく言葉を・・ 「あんた、常日ごろ、見られるものなら一度、 幽霊を見てみたいって言ってたでしょう? あの人悪い人じゃないし、今少し待ってもらっているから、 見たいならおいで・・しかもかなりはっきりした霊だから 間違いなく見えるよ・・」 なんてことを言ってしまったんだ・・・後悔しても遅い、 しかも待っているだと? そんな~ 行くのは怖いが行かないのも悪い、というか、怖い・・ 冷や汗が出るのを感じながらも、重い足をひきずり、 玄関に向かって歩き出す私。 もちろん、姉の背中に隠れながらの移動だった。 そして現場へ・・少しずつ頭を姉の背中からスライド させ、恐る恐る視線を姉の指指す方向へ・・・ 今でも覚えている、あんな恐ろしい瞬間は初めてだった。 30秒ほど経過・・・ 私「どこ?何処?どこにいるの?」 姉「はぁ~・・・??? あそこ!」 私「えっ・・なんにも見えない。お茶椀があるだけ。」 姉「はぁ~・・・??? まだいるじゃない、あそこに あんなにはっきりと、少し笑って・・」 私「?????」 30秒ほど経過 姉「あんなにはっきりしたのが見えないなら、あんた この先、一生霊を見ることはないね!!!」 今では、この日、私が見えなかった事が幸せに思える。 姉が言ったとおり、私はそれ以前もその後も、 それらしきものを目撃したことはない。 言い忘れたが、その男性は無事に上がったそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.01.12 01:24:02
|