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カテゴリ:バイオリンがらみの映画&つぶやき
皆様も覚えているでしょうか?初恋の切なさを
両想いになったという幸運な方は除き、この映画は少し 苦くて、淡い色の初恋を思い出させてくれる映画。 ストーリー ↓ イギリスのコーンウォールの海岸沿いに住む 初老の姉妹の元へ、ある時遭難した若者が流れ着く。 手厚い姉妹の看護で徐々に回復していく青年。 彼は、隠された才能の持ち主だった・・・ 感想 ↓ きっと若い時は戦争やなんやらで、恋する時期を 逃してしまったのだろうな?と思われるアーシュラ (ジュディ・デンチ)の頬を赤くさせ、姉妹仲まで 一瞬だが険悪にさせてしまう罪な青年、アンドレア をダニエル・ブリュールが好演。 しかし、彼の笑顔を観ていると、観ているこちらまで そこに混ざりたい感覚、3姉妹になりたい気分。 所々、スローになるカメラワークが、アーシュラの心の ときめきや、とまどいをうまく表現していた。 そして、なにより 海岸沿いの風景や色づく花々、 収穫の黄色、全てが美しい。 その自然の色に、ヴァイオリンの美しい旋律が重なる。 ヴァイオリンのビブラートは、アーシュラの心の ふるえとも思えて、私達の心にも深く響いてくる。 罪作りなアンドレア・・でも彼が与えてくれたものは 姉妹を包み込む、自然のように雄大で美しい宝物。 ラストにそれが判るでしょう。 ラヴェンダーの咲く庭で ちなみに、映画の中のヴァイオリンソロは、以前紹介した レッド・バイオリンでも奏でたジョシュア・ベル。 ジョシュア・ベルの音色に、正直、息が止まった。 それ程美しく、心を震わせる旋律・・素晴らしいです。 本日1日、悩みました。DVDかサントラか? 悩んだ末、サントラ買いということに~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.05.18 17:07:34
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