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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:好きな映画・・ヒューマン系
新婚旅行、家族旅行、目的を伴った旅行、ぶら~っと旅などなど
目指すものは様々だが、旅をすると、 普段見えてこない部分も、あからさまになることが。 道すがら、恋人や家族、友達などと喧嘩してしまうという経験を お持ちの方も多いはず。 なぜなんだろう?と時たま考えるが、やはり普段の生活とは 違う環境に置かれ、行動力や判断能力、そして人間性などが 露呈しやすい状況なのかもしれない・・ そしてシュールな展開になることもしばしば・・ なぜこんな事を考えたかというと、ロードムービーもの を続けて2本観たので。 どちらもなかなかの秀作だった。 2本ともお勧めな作品。 ラストマップ ヘンリー(マイケル・ケイン)は孫のジェイソンとひ孫のザックと同居中。 ある時30年間音沙汰のなかった息子タナー(ウォーケン)が いきなり現れる。タナーの蒸発の理由とは? そして家族の再生を賭けたヘンリーの作戦とは・・ ヘンリーお勧めのレストランに笑える。 所々にユーモアを交えながらも、じんわりとした 渋みのある映画だ。弔うという意味を考えさせ られた作品でもある。 曾おじいちゃんのレストランでのダンスは見もの。 リトル・ミス・サンシャイン 超ヘヴィー級、個性的な家族。 7歳のオリーブちゃんの回りの人間はというと・・ 人物に関するネタバレあり↓ 1.自分は勝ち組で、弱いものは負け組みだ!と 常に他に対して威圧的な態度の父親。 2.ヘロインが問題で、天国と思えた老人ホームを 追い出されてしまった祖父。(父方) 3.自殺未遂を起こし、ひとりにさせられないと いう理由で連れて来られた叔父(母方) 4.ニーチェを愛読書とし、目的が叶うまで 言葉を話さないと誓った兄。 5.夕飯を日々、買ってきたチキンとサラダ (手作り)で済ませる優しいママ。 こんなメンバーで、ミスコンテストの本戦が 行われる場所まで、オンボロ車でドライブ~ 人物描写が良かった。それぞれの個性を 言動、動作などで、とても上手に表現していた。 オンボロ車がもたらしてくれた、思わぬオマケ には、微笑ましくなった。 お祖父ちゃん役のアラン・アーキンはさすがな 演技だったが、兄役のチョイ変な顔のお兄ちゃん が印象に残る演技だった。うまいわ~若いのに。 後味は、スッキリとした中に、安堵感と 達成感を感じることが出来るだろう。 こちらも物語の要は、お祖父ちゃん。 さすが歳の功だな・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.07.11 16:40:21
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