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テーマ:DVD映画鑑賞(14218)
カテゴリ:好きな映画・・音楽系
音楽映画なら飛びつくナターシャと共に
ドリームガールズを鑑賞。 ドリームガールズ 2006年 アメリカ 監督 ビル・コルドン 出演 ビヨンセ、ジェイミー・フォックス、 エディー・マーフィ、ジェニファ・ファドソン あらすじ ↓ 1962年、デトロイト。 エフィー、ディーナ、ローレルの3人娘の夢は、 音楽でスターになること・・・・ 感想 ↓ 一言で言えば、評判どおりの力作。 ザ・シュープリームズの話を基に製作された 同名ミュージカルの映画化である。 監督、脚本はシカゴの脚本でも有名なビル・コルドン。 アカデミー助演女優賞をゲットしたジェニファの 歌声はもの凄い、聞いた者を圧倒するその力強さ、 見てのとおりのあの身体から、訴えかけるその歌には 10回以上ノックアウトを食らった感じだ。 しかし、どんなに歌が上手くても、それだけでは スターになれないショウビジネスの世界の裏側 をジェニファとビヨンセの対比で上手く描いている。 そしてモータウンの黒人音楽が、世間に広く浸透 していく頃、心ならずも自分の音楽性を閉じ込め なければならなかった、作曲家や歌手の苦悩をも うまく描いている。 売れてナンボの世界。かなりシビアだ。 予想以上に、エディ・マーフィーの歌が良かった。 彼は頑張ったんだろうな。熱演である。 彼にもアカデミー助演男優賞をとらせてあげた かったな・・個人的には。 エディの歌といえば、映画「48時間」で ウォークマンを聞きながら、口ずさむポリスの ロクサーヌを直ぐに連想してしまう。 あの時のファルセットボイスも素敵だった。 ジェニファの他を圧倒する熱唱には、ただただ 唖然・・ しかし個人的には長く聞いていられない。 上手いのだが、こちらの体力、気力も全て 吸い取られてしまう感覚。 そうそう、あの感覚に似ている。 人のおごりだと思って、上等な焼肉をガツガツ食べ過ぎて、 胸やけする感じ。 なので、彼女の歌声は映画後半のしっとりと歌いあげる 「ワンナイトオンリー」あたりが一番いい。 ビヨンセは流石。ジェニファとの対比も面白いが、 後半の彼女のソロは素晴らしい。 胸焼け気味には、優しく浸みてくる感じだ。 音楽映画にはうるさいナターシャが呟く・・ 「ジェニファ、上手すぎなんだよね。 ずっと聞いてると疲れる。 ビヨンセの歌声には、癒しがあるんだよね。」 ナターシャちゃん、鋭い!!!!! 全てを総合して、とても良く出来た作品。 エンタメを楽しみたい方には、ピッタリ。 役者が揃った感じで、充分に楽しめるでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.08.25 07:37:13
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