|
テーマ:DVD映画鑑賞(14217)
カテゴリ:好きな映画・・ヒューマン系
何処の地においてでも・・
ユダヤの民には、過酷な運命が待ち構えていたのだなと 僕の大事なコレクションを観て感じた。 ジョナサン・サフラン・フォアの小説を映画化した作品。 主演はロード・オブ・ザ・リングのフロド君ことイライジャ・ウッド。 フロドのイメージを拭いさるのは大変だろうと 予想されるイライジャ君だが、今回は、 見た感じはどちらかというとシンシティの カルト的キラー青年に近い。 髪型が真面目になったけれど~後は似ているぞ~。 ややネタバレあり ↓ 壁一面に貼り付けられたコレクションや、 それを眺めるイライジャの視線を見たときは、 さすがにドンビキしてしまった。 はっきり言ってキモイです。 邦題はここいらへんから、つけられたのでしょう。 原題はEVERYTHING IS ILLUMINATED すべてが照らされる。 すべてがはっきりとしてくるという事でしょう。 映画には原題の方がしっくりときます。 物語りはというと、イライジャ演じるジョナサンが、 ユダヤ人の祖父の故郷ウクライナを訪れ、 祖父の写真にまつわる謎を解明していくという ロードムービー。 イライジャは、静かな抑えた雰囲気でなかなかの好演。 ウクライナの地を案内するガイド役のアレックスとその 祖父との3人の珍道中には微笑ましい一面もあるが、 すべてが明らかになってくる後半は、 深い悲しみも伴い、色々と考えさせられる。 ウクライナにおいてでも、ユダヤの民には 棘の道が待っていたのか・・と思うと、 深い悲しみと迫害の歴史の認識力の甘さに 唖然としてしまった。 残虐なシーンはないが、個人的には重い映画 だった。とても良かったけど。 お祖父ちゃん達に合掌したい、 そんな気持ちにさせる映画です。 僕の大事なコレクション 2005年 アメリカ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.09.07 16:41:39
[好きな映画・・ヒューマン系] カテゴリの最新記事
|