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2007.09.26
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泣き笑い昼間見たアクションものとは、180度雰囲気の
 異なる映画「家の鍵」を観て
 主要な役者3人のそれぞれの素晴らしい表現力に、
 トリプルで泣けた。

 映画は障害を持つ子どもと父親のお話。
 しかし、レビューを書くのは明日ということで~

 障害とは、一体なんなのだろうか?
 私達が言う障害者とは?漠然とした疑問を
 始めて感じたときのことを、今日は書いてみたい。 

 障害者と接する時、どうしても自分の視線の中に
 憐れみや、同情などの感情が入りこんでしまい、
 それを相手に気付かれるのが、怖い。

 中学生の時に「特殊学級」なるものがあった。
 今となっては、酷い名前のつけ方だと思えるが、
 その頃は、名前の意味など、深く考えもしなかった。

 中学1年生の時に、私のクラスに一人の男の子
 がそのクラスから、英語の時間にだけやってきた。
  
 その子は、きっと知的障害を抱えている子だった
 のだろう。しかし、両親が英語の先生だという
 こともあり、英語はとても良く出来た。
 なので、英語の授業だけ私のクラスにやってきた。

 そして、私達の英語の先生は、なぜか私の後ろの
 席に彼を座らせた。そして先生は、
 「彼が困ったら、よく面倒みて、教えてあげなさい!」
 と私に告げた。

 それからは、やや会話は困難を要しても、授業中に
 何度も肩を叩かれようとも、いやな顔をせずに、
 丁寧に説明をするように、心がけた。
 もうこのときに既に、彼は障害を持っているの
 だから、親切にしてあげないと・・
 という気持ちが芽生えていたのだろう。
 
 小さな頃から両親に英語を教わっていたらしい
 彼の英語の成績は、1年生の秋の頃には、
 クラスでも3位以内に入っていた。

 しかし、後半になってくると、英語自体の
 難しさが増して来たのか、彼は少しずつ授業に
 ついて行けなくなった。彼のノートからは、家で
 勉強しただろう形跡が充分に読んでとれたが。

 そんなころ、クラスの馬鹿男子が
 その子の意中の相手を聞き出した。

 彼が私の名前を口にしたことから、
 中学生にありがちな、しつこいとも
 思える大冷やかしが始まってしまった・・・

 そりゃそうだろう、1年以上も聞かれたことに
 私なりにそれなりに、答えていたのだから、
 誰だって好意をもってくれるのは、当たり前。
 
 そんな事を判らない、あの馬鹿男子達・・
 今会ったら、蹴りでもいれてやれるのだが、
 あの頃は、そんな強さも無かった。
  
 そして、私はその冷やかしに耐えられずに、
 それ以降は、彼に何かを聞かれても、かなり
 冷たい態度をとってしまった。

 これが、クラス1のモテ男くんだったら、
 気分は違っていたのだろう、
 きっと、心の一番奥の部分では、
 「いい子だけど、好かれるのは嫌だな・・
  私達と違うし」と思っていたんだろう。

 彼は感じとったのか、徐々にだが私に聞くこと
 を辞めていってしまった。

 そして、中学2年生になる頃には、
 英語の授業を受けにくる彼の姿は見かけなく
 なっていた。

 そして、1年以上経った中学2年の終わりのころの
 ある日の出来事。
 
 3クラス並んだ「特殊学級」の前を通った先の
 美術室への教室移動時に、

 遅刻気味だった私は、焦って、やや小走りに
 クラスの前を通り過ぎた。その時、よりにもよって、
 超危険人物の通称ヒデにつかまってしまった。
 
 この子はかなり危ない。風貌も危険な雰囲気だし、
 私の姉は、彼を馬鹿にしたために、
 カッターを持ったヒデに30分ほど、追っかけられたそう。
 (全く、馬鹿にするなんて、あんたの方がヤバイよ!)

 そのヒデと何人かの子達に囲まれた私・・
 大ピンチ!ヒデが意味不明の言いがかりを
 つけてくる・・
 ああ~もう終わりかも? そのとき・・
 
 あの英語の彼が来てくれた。そしてしどろ
 もどろながら、「いじめないで、この子は
 優しい、いい子だから・・行かせてあげて!」
 と言ってくれた。

 その言葉ですっ~といなくなったヒデたち。
 彼らには、彼らの暗黙の絆みたいなものが
 あって、彼らのつながりは、とても深い
 ものだと感じられた。

 穴があったら入りたかった私。あの冷やかしを
 一笑することも出来ずに、冷たい態度を
 とって、きっと深く彼を傷つけてしまった
 この小心者の私を助けてくれた。

 あの光景が今もセピア色で記憶の中に残っている。
 
 
 あの時に感じたこと、最低なのは、私達の
 方だった。明るく迎え入れたくせに、冷たく
 突き放し、友情だと思って打ち明けた話を
 暴露し、馬鹿にする。

 そして、再び扉を開いてあげない。
 

 この13歳の頃の記憶が鮮烈に残っていて、
 なぜか、障害を抱えた人たちを見るたびに
 彼を思い出してしまう。

 障害を持つ人へ、どういう態度で接したらよいのか、
 いまだに判らない。
 
 そういう状況になったら、きっと
 何も考えずに本能で行動するのかな。

 最近になってそう思える。





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最終更新日  2007.09.27 02:56:05
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