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カテゴリ:好きな映画・・ヒューマン系
4、5日前にケン・ローチ監督の「SWEET SIXTEEN」
がDiscasから届き、鑑賞したのですが~ うわっ~昨夜、WOWOWで放送してたし・・ かなりショック! 月初だったこともあり、プログラムガイドを チェックできなかったのも、ミスでした~ でも、良い作品だったので、 まあ、いいか・・こういうこともありますね。 「SWEET SIXTEEN」 2002年 イギリス/ドイツ/スペイン 監督 ケン・ローチ 出演 マーティン・コムストン、ミッシェル・クルター他 ちょっとだけネタバレあり↓ 映画の方はというと、母親の視線で見てしまうと、 哀しいです。結構こたえます。 私だったら、絶対に・・という思いが最後まで つきまとってしまいます。 母親の事を愛して、彼女との平穏な生活を望む 15歳の少年リアム。 しかし、当の母親は麻薬がらみの犯罪で服役中。 突拍子とも思える、リアムの行動のひとつひとつ の根底には、母親への強い愛情があります。 精神的には大人びた少年、母親のどうしようもない 彼氏なんかより、数倍素晴らしい人間性を 持っているリアム。 でも、所詮、やはりまだ15歳なんです、 爺の入れ歯で遊んで、喜んでしまう子ども なんです・・・ そんなリアムが母親との生活を得る為に 払った代償は・・・ SWEETなはずの16歳は、彼に訪れるの でしょうか・・・・・ 愛おしいという気持ち・・・ 一方通行だと、辛いでしょうね。 まして親子間だと、特に。 主役のマーティン君は、ややワイルドちっくな 少年、精悍な顔立ちで、ビターな15歳に ぴったりでした。これからも期待大ですね。 ちょっと、ジョシュ似?か・・ 以前紹介したやさしくキスをしても素晴らしい 作品だったけれど、この「SWEET SIXTEEN」 も、映画の中を流れる優しさ色した風を感じること ができます。 個人的には、麦の穂をゆらす風よりも好きです。 監督は、時代がかった作品を撮るよりも、こういう 題材の方が、本領発揮する人なのでは?などとも 感じました。 女性としての視線から、そして息子としての視線 から、様々な視点で観ることが出来る作品だと 思います。 お勧めです! 鑑賞後は、12歳の息子マシューの寝顔を しみじみと観たくなる気持ちにさせる・・・ そんな作品でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.10.05 14:02:09
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