|
テーマ:TVで観た映画(3917)
カテゴリ:好きな映画・・男優系
数年ぶりに「エデンの東」を
昨夜、BSで鑑賞した。 監督は、エリア・カザン。 エリア・カザンといえば、1950年頃アメリカを吹き荒れた マッカーシー旋風(赤狩り)の時に、疑いをかけられた 自分の身を守るために、友人を売った密告者として、 その後の長い年月、色々な場所でスカンを食らった 痛い監督である。 1998年のアカデミー賞、名誉賞を受賞した時も リチャード・ドレイファスら多くの俳優は、 カザンの受賞に沈黙の抗議をしていた。 ライブ映像を見ていた私は、50年近く経っていても 密告者は、永遠に密告者なのだな・・ と、彼らの態度を見て痛切に感じたものだ。 しかし、そのカザンも映画を産み出すという点では、 素晴らしいものを創っている。 「波止場」「欲望という名の電車」「草原の輝き」etc~ 密告者と言われたカザンは、ジェームス・ディーンに 周りから外されているという疎外感を投影した のだろうか・・・父親から愛されていないという思い。 常に疎外感を感じ、愛して欲しいと渇望する様子。 頭の先からつま先まで魅力的な ジェームス・ディーンは、後光が射しているかの ような美しさだ。今頃は天使になっているはず! そういう微笑みだわ・・・・ もう、これからもこんな俳優は現れないだろう・・ 昔買った、ジミーの写真集を探してこよう・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.10.11 17:58:08
[好きな映画・・男優系] カテゴリの最新記事
|