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カテゴリ:好きな映画・・ヒューマン系
地球上いたるところで、繰り広げられる罪な行い。
悲しいけれど、人間性というものは、 子どもたちを取り巻く環境により、大部分決まってしまうのでは? 夢や希望というものが、生きることだとしたら、 夢、希望の意味を改めて考えさせられる作品。 「ツォツィ」 2005年 南アフリカ イギリス 監督 ギャヴィン・フッド 出演 プレスリー・チュエニヤハエ他 あらすじ ↓ アパルトヘイト後の南アフリカの現状を、 主人公の青年、ツォツィを通して訴えかける。 感想 ↓ お勧め度大です。 主人公のツォツィ、日々を暴力的に生きる少年、 やっていることは、かなり酷いので、救いようが ないと思えるが、彼が赤ん坊と出会った あたりから、惹きつけられる。 赤ん坊との関わりにより、彼自身の一番深い部分にある 無垢な精神を取り戻していく様子。 そして同時に、彼自身が封印していたとも思える 一番必要としている希望をも感じられる。 それまで殺伐としていた風景が、微かだが 優しいフィルターをかけたように 映ってくる描き方は、ウマイ。 主演のプレスリー・チュエニヤハエの演技、 存在感は抜群で、 観ている人の心に強烈に射してくる。 それと、街並みの映し方が、ちょっと不思議な 感じで、無国籍っぽい雰囲気が、 絵画的なセンスのよさを感じさせる。 アフリカンラップの音楽がその風景にとても 似合っていた。 しつこいですが、お勧め度高しです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.11.05 23:07:03
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