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テーマ:DVD映画鑑賞(14217)
カテゴリ:好きな映画・・ヒューマン系
年始に観た映画で、途中でくじけた映画、
2作あります。 「春の惑い」 2002年 中国 監督 ティエン・チュアンチュアン あらすじ ↓ 1946年、中国・蘇州。 ユイウェンの嫁いだ先は由緒ある旧家だったが、 抗日戦争に巻き込まれて没落してしまう。 今では長患いで気難しい夫のリーイェンとその妹シュウ、 使用人ホワンとの4人で静かな毎日を送っていた。 そんな家族のもとへある日、ひとりの男が訪ねてくる。 彼はかつてリーイェンと共に医学を志し、 現在は上海で医者になっているチーチェン。 旧友との再会を素直に喜ぶ夫の傍らで、ユイウェンは驚愕していた。 チーチェンは彼女が16歳の時の初恋の相手だった。 この思いがけない再会に、ユイウェンの心は掻き乱されていく…。 yahoo映画より抜粋 感想 ↓ 一言でいうと、美しくてゆったりとした映画。 音楽にたとえると、やや単調なクラッシックを 聞いている時の感覚に似ている。 これは眠くないときに観なくてはいけなかった・・ 午前零時を過ぎた頃に見てしまったため、 116分の半分くらいは脳が寝ている状態で 観たと思う・・・・ 気がつけば、チャプターリストの写真集が 脳内に残っている感覚だ。 でも不思議だ、ストーリーはきちんと覚えている。 きっと、夢をみている状態で見ていたのだろう。 アルファ波は確実に出ている映画のようだ・・ 「グアンタナモ、僕達が見た真実」 2006年 イギリス 監督 マイケル・ウィンターボトム 「I Want You」「日陰のふたり」「イン・ディス・ワールド」 あらすじ ↓ 3人のごく平凡な青年たちが、テロリストの容疑者として 2年以上もの間、無実の罪でグアンタナモ米軍基地に 拘束された事件を基に作られた真実の物語。 パキスタン系英国人のアシフ(アルファーン・ウスマーン)は、 見合いのためにパキスタンの村へと赴く。 結婚が決まった彼は、友人のローヘル(ファルハド・ハールーン) を結婚式に招待する。 ローヘルとシャフィク、ムニールの3人は、友人の結婚を祝うため、 一路パキスタンへと向かうが…… 感想 ↓ 年末か年始にNHKで「民主主義の特集」というプログラムで、 このグアンタナモをとりあげていた。 アメリカ、キューバの法律が通用しない場所、 それがグアンタナモ。 干渉できないということは・・やりたい放題。 首輪をつけて収容者を引きずり回すアメリカ軍の 兵隊の写真が大問題になったことは、記憶にも新しい。 特集番組を観た直後にこの映画・・・ 結局、この映画はあまりにも重すぎて、 さすがに最後まで見られなかった。 描写が残酷で嫌だというのではなく、 観続けるのが非常に息苦しいのです。 お約束どおり、ウィンターボトム監督の作品は 重い。特にこの映画は、記録映画のような 撮り方なので、観続けるほど深い溝に落ちていく ような感覚と、這い出すことの難しさを感じる。 強烈な痛みを伴う映画だ。 NHKの番組の中で、無実の罪で収容されていた 男性本人がこう語っていた・・ 「テロリストでなくとも、グアンタアモで あの扱いを受ければ・・テロリストになってしまう・・」と。 様々な想いが交錯して、96分という短い映画だったが、 最後まで見ることが出来なかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.01.09 23:05:34
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