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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:好きな映画・・ヒューマン系
ゆったりした映画を見ようと思っていたけれど・・
たまたまDiscasより届いたのは、 かなりバイオレンス色が強い作品。 「シティ・オブ・ゴッド」 2002年 ブラジル 監督 フェルナンド・メイレレス 出演 アレクサンドル・ロドリゲス 他 あらすじ ↓ 実話を元にした映画。 1960年代後半、ブラジル・リオデジャネイロの貧民街 “シティ・オブ・ゴッド”では銃による強盗や殺人が 絶え間なく続いていた・・・・ 感想 ↓ 3~4年ほど前に一度見たことがあるのだが、監督が 「ナイロビの蜂」のフェルナンド・メイレレス ということで、気になり再び鑑賞。 本物の銃を玩具のように手にして、戯れる子どもたち。 ギャングに憧れ、いとも簡単に人を殺して しまう少年たち。 ギャングに憧れるリトル・ダイスが最強のボスにまで 登りつめる様子は、悪運なのか、強運なのか・・・ 恐るべき環境の中、写真家を夢見る少年ブスカペが 銃弾を避け生き抜いていく姿を観ていたら 彼こそが、神さまの加護を受けた”神の街” での本来の意味するものなのではないか? などとも思えた。 時たま映し出される思春期の青年たちらしい 映像が、少しだけ救い。 バイオレンス色が強い作品だけれど・・ ストーリー性もあり、映画のラストには リトル・ゼと対立していたギャング団の頭の 実写の貴重な映像も見ることが出来る。 押しつぶされるような深い残虐性を、予想より さら~っと日常的な風景のように、なおかつ ラテン特有の陽気な音楽をBGMに描いている ところに・・逆に強い恐怖を感じた。 観るのには、それなりの覚悟は必要かも。 けれど、オススメです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.03.04 19:07:18
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