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テーマ:TVで観た映画(3920)
カテゴリ:好きな映画・・ヒューマン系
偶然にも、先日紹介した映画「死ぬまでにしたい10のこと」
と余命いくばく系という部分で連続してしまいました。 Wowowで見ましたが、良作でした~ これは、オススメです。 「ラスト・トゥ・ウィークス」 2006年 アメリカ 監督 スティーブ・ストックマン 出演 サリー・フィールド、ベン・チャップリンほか あらすじ ↓ 癌に侵された母と、彼女を見守る4人の子どもたちとの最期の日々をつづっている。 感想 ↓ どうやらテレビ映画のようだ。DVD化などはされていない模様。 なかなか良い作品だったので、紹介はしておきたい。 テレビなどで放送することがあれば、是非見て欲しい~ こちらは、どちらかというと癌に侵された母親の視線というより、 長男の視線からという感覚で物語が進んでいく。 末期癌・・想像できない痛みを伴うのだろう・・・しかし病院ではなく 家庭で最期を迎えたいと願った母親。 現実的には、曖昧な余命という残された時間の中では、周りのものは現実的な様々な問題 にも直面する。それらを踏まえて、綺麗ごとだけではなくどんな風に大切な者の 死とむきあうのか・・・ 考えさせられるテーマであると同時に、泣かせだけではない展開、やけに現実的な兄弟の会話 時たま噴出してしまう緊張が解けた瞬間の笑いなどなど・・ 子どもたちの母の死との向き合い方が、現実的で正直でいてホロリときた。 実際には嘔吐、やつれていく姿、痛みに耐える姿、薬でつながれた肉体を見るというのは 直視できないし、非常に辛いものだ。出来れば避けたい~ 1分が永遠ほどの長い酷な時間にさえ思えるだろう。 しかし、そういう想いを引きずったまま逝かれると永遠に後悔の念にも苛まれる。 この映画は、決して綺麗ごとだけを描いているのではなかったところがとても良かった。 母親の最期を看取るということが、兄弟たちの絆を深めさせ、悔いのない別れを与えてくれた。 こんな風に送ってもらうというより、こんな風に送れたことが素晴らしいと思える作品。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.03.26 01:29:51
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