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テーマ:DVD映画鑑賞(14214)
カテゴリ:B級映画
すっかり更新のサボリ癖がついてしまった私です。
しばらくは、週3回ペースくらいになりそうです~ 遊びに来てくださる皆様、ごめんなさいね。 「ブエノスアイレスの夜」 2001年 アルゼンチン/スペイン 監督 フィト・パエス 出演 セシリア・ロス、ガエル・ガルシア・ベルナル ほか あらすじ ↓ スペイン・マドリードに住む42歳の女性カルメン。アルゼンチン貴族の娘である彼女は 1976年に起きた軍事クーデターによって故郷を離れ、冷たく心を閉ざしたまま独りで生きてきた。 当時の過酷な経験から人を精神的にも肉体的にも愛することが出来なくなり、 聴覚だけが異常に敏感になってしまっていた。 そんなカルメンはある日、病床の父を見舞うため、20年ぶりに帰郷することに・・ そして友人の愛人斡旋業を通して、男娼のグスタボ(ガエル・ガルシア・ベルナル)と知り合う・・ 感想 ↓ ギリシア悲劇「オイディプス」をベースにしているらしいのですが・・ これは、はっきり言って火曜サスペンス劇場です。 ストーリーがかなりチープというか・・途中の壁を挟んでの会話など ちょっと素敵な部分もありますが、全体的にドッヒャーンなメロドラマです。 展開は読めるし、さらに興ざめさせる要素として安っぽい効果音(ジャジャジャーン~♪) みたいな・・ それが、始終耳につき 安っぽさの上塗り状態です。 しかし、脚本・音楽はチープながらも、最後まで見てしまうのは、出演陣の演技の上手さ。 特にガエル君のワナワナと体を震わせながら倒れこむかのような 繊細な演技には目を奪われます。 主役を演じたカルメンの表情もさすが大女優という感じ。 なので、お話がどうのこうのというよりも、役者を見るのには良い映画かも? 演技は一流な三流サスペンス劇場でしょう。 でも、ガエルファンにはオススメです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.06.06 01:39:49
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