|
テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:好きとも嫌いとも言えない映画
ゴージャスな料理も・・一緒に食す相手によっては美味しくなったり、不味くなったり・・・
「コックと泥棒、その妻と愛人」 1989年 イギリス/フランス 監督 ピーター・グリーナウェイ 出演 ヘレン・ミレン、ティム・ロスほか あらすじ ↓ 高級フランス料理店“ル・オランデーズ” ここではゴシックの食卓画を思わせる絢爛たる厨房で、腕によりをかけたコック達が作る 料理が毎夜テーブルに並べられていた。 この店の一番の顧客はアルバートとその美しい妻ジョージーナの一行。 暴力を振るう夫に恐怖を抱き逃げることもできずにいる妻の目に ある夜一人の男性の姿が写る。食事に同伴するのはいつも一冊の本。 孤独だが知的で穏やかな物腰の彼に、彼女はたちまち魅せられてしまうが・・・・・ 感想 ↓ 昔、この監督ピーター・グリーナウェイの「枕草子」を見たことがあり、映画の中で 素っ裸で登場していたユアン・マクレガーのお気の毒な運命? と不思議な映像をいまだに強烈に記憶しているので・・ この「コックと~」もきっと・・一筋縄ではいかないだろうな~ と予想していましたが、予想的中です。 もしかしたら、この監督の映画はアーティステックなホラー作品と 言えるのかもしれません。 美しさとグロさが共存しています。 ひとつの壁を越えると、色彩が全く変わってしまうというような色使いの斬新さには、 目を見張るものがあります。 ヘレン・ミレンは美しいです。熟女の魅力で漂う気品も感じられます。 彼女が、本当は何色のドレスを着ているの?と思ってしまうほどの 色のマジックに惑わされましたが・・・ 映画の中で語っていることと描写は~アワワワわ~って感じです。 後味は悪いながらも、ちょっとスッキリもしたりして・・うーん複雑!な心境。 強烈なので見ようと思っている方はそれなりの覚悟を! ひとつだけはっきりと言えることは・・・ うぅぅ~またしても、見たことを忘れられない映画になりそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.09.16 00:48:00
[好きとも嫌いとも言えない映画] カテゴリの最新記事
|