|
テーマ:DVD映画鑑賞(14213)
カテゴリ:好きな映画・・ヒューマン系
どちらかというとライアン・ゴズリング君、苦手な俳優です。
常に、悲しい色を身にまとっているかのように感じてしまうからです・・ 見るのを敬遠しがちですが、見てしまいました。 結果・・やっぱり~ な。 「16歳の合衆国」 2002年 アメリカ 監督 マシュー・ライアン・ホーグ 出演 ライアン・ゴズリング、ドン・チードル、ケヴィン・スペイシーほか あらすじ ↓ ケヴィン・スペイシーが製作を務め、出演も果たした人間ドラマ。 殺人を犯した少年と殺された側の家族、そして少年の家族の不安定な内面をそれぞれ 浮き彫りにしていく。監督、脚本はロスの少年院で教師をしていた経験を持つ 新鋭マシュー・ライアン・ホーグ。 感想 ↓ ゴズリング出演作は、レビューを書いていませんが「ステイ」 でめちゃくちゃ落ち込まされて以来、敬遠しがちなのですが・・・ 調べてみたら、「タイタンズを忘れない」や「完全犯罪クラブ」などにも出ていたのですね。 驚きました2作とも見ていますが、出ているのに気づきませんでした。 とういことは・・「君によむ物語」も入れると、個人的にはこれが5本目のゴズリング映画。 一番良いのではないでしょうか?わざとらしくなく、自然体で深い哀しみを抱えた青年を 好演しています。 はっきり言って辛い内容です。罪を犯してしまう理由・・ 映画の中でもその理由を追い求めますが~ 理由よりも救いが欲しいと感じました。 結局は、罪を犯す心情が理解できたとしても、救いの無いやり切れないという感情が 新たに生まれてしまいます。 罪の種を植えつける人、実際に手を染めてしまう人、刈り取るだけなら容易いのでしょうが 未来に向けて希望という種を残すのがどんだけ難しいのか・・ということを感じました。 深くて行き先の定まらない所に連れて行かれる感覚です。 だから、罪なんでしょう・・理解できたとしても、決して消せない。 大きな悲しみだけが残ってしまう内容です。 でも、世界中のいたるところで起こっている出来事です。 だからこそ、余計に辛い映画でした。 なかなかオススメです。重たい気分とやりきれなさが残りますが、リアリティさがあるので 見て損はないと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.09.25 16:12:31
[好きな映画・・ヒューマン系] カテゴリの最新記事
|