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テーマ:おすすめ映画(4071)
カテゴリ:好きな映画・・ヒューマン系
新年の暴飲暴食で景気とは裏腹に体重増加・・という感じですが~
気分的にも上向きになりたいときに見るには良いのではないかと思われる 映画を自宅で数本見ました。 「マイ・ブルーベリー・ナイツ」 2007年 香港/中国/フランス 監督 ウォン・カーウァイ 出演 ジュード・ロー、ノラ・ジョーンズほか あらすじ ↓ 香港の名匠ウォン・カーウァイが、アメリカを舞台に描くロードムービー仕立ての ラブストーリー。 恋人の心変わりで失恋したエリザベス(ノラ・ジョーンズ)は、元恋人の家の近所に あるカフェに出入りするようになる。 毎晩、ブルーベリーパイを用意してくれるオーナー、ジェレミー(ジュード・ロウ)と 話すことで、徐々に慰められていくエリザベスだったが・・・ 感想 ↓ 新年に見るのには、とってもキュートで雰囲気のある素敵な映画です。 早送りな電車の映し方、ぶらさがっている信号機の表情や 独特な間のとりかたは カーウァイ監督らしい空気感だと思いました。 エリザベスにとって、ジェレミーとのカウンターの距離を縮めるためにも 自分を見つめ直す旅は必要だったのでしょうね・・ 目の前にあれほどに甘くって素敵なジェレミーとブルーベリーパイがあったと しても・・ とびっきりのデザートは最後にとっておきたいというか、 その味が判る女性になってから味わうほうが、何倍も・・・とびっきり甘いのかも。 カウンターという境界線がなくなったと感じられたラストは最高でした。 とにもかくにも、ジュード・ローが素敵です。 放蕩先で出会う人々のそれぞれのエピソードも切ないながらも ほろっとくるものがありました。 ジェレミーとエリザベスの素敵なラブストーリーです。 ほろ苦さよりも 品の良い甘さが広がったという後味です! オススメです。 こちらも オススメです↓ 「ディア・フランキー」 2004年 イギリス 監督 ショーナ・オーバック 出演 エミリー・モーティマー、ジェラルド・バトラーほか あらすじ ↓ リジー(エミリー・モーティマー)は、耳に障害を持つ息子フランキー(ジャック・マケルホーン)と リジーの母親と3人で暮している。 リジーは息子に「父親は船乗りで世界中をずっと旅している」と言っているが・・ 感想 ↓ 地味で小作品っぽいのに心に響いてくるとっても素敵なお話です。 筆をとる。フランキーの父親への手紙はフランキーのまっさらな心からの言葉。 ちょいネタバレあり ↓反転表示 ほんのつかの間でも、フランキー君が真の父親の心を持った、 海の男と戯れることが出来たこと・・ 最高に幸せな瞬間、その幸せを目撃できたことが見ているこちら側も何より嬉しかった。 多くを語る必要のない映画だと思います。与えてくれるものはとってもあったかくて 大きいです。 エミリー女史とジェラルド氏の二人の間に生まれる何かが、強く胸を打ちました。 夜の海岸沿いを歩くシーンは光の加減がとっても美しいです。 バトラーがとにかくイケてます。これほど素敵な人だったとは・・ 「300」でも「オペラ座の怪人」でも感じられなかったのに。 (↑当たり前、仮面系とコスプレ系) 見る価値ありだと思います。物語に登場する水きり遊びの平らな石のように~ 心の中で静かに何度も跳ねるような・・・素敵な後味のお話です。 こちらは、新年には見ないほうが良いと思った映画2作 あらすじ省きます。ちょっとぉ~ あんまりじゃん!な内容でした。↓ こちらもは元ネタがいくつ判っているかにもよりますが、 判っていたとしても、かなりお下劣な笑いだと思います。↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.01.03 20:38:48
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