リリーフランキー”東京タワー”
読み終わりました。感想は、はっきり言って複雑です。このオヤジと同じ年代(おそらく3歳下)である、リリーさんの気持ちは痛いほど分かる。生活した場所が違う(カミさんは九州なので言葉は妙に親近感がある)けど、同じ時代の人間として、共感できる部分がある、始めての小説でした。(自分よりも)若い人や年上の人は、どんな感想なんでしょう?リリーさんと同じように、自分の親が死ぬのが、恐ろしい時がありました。でも、結婚して子供ができた今。そして、しょうがなく両親と同居している自分は。。。。子供の立場。親の立場。微妙です。それはそうと、読む場所は、通勤時の電車の中だったので、後半は、感情を抑えるのに苦労しました。いい小説でした。時間があれば、もう一度、読み返してみたい本です。連続ドラマや映画があるようですが、どうなんでしょうネ。あ!そういえば、先日放映されたドラマは、今週末あたりに見ようと思っています。(無事にテープが残っていれば)それにしても、オカンは当たり前として、オトン!よかったなぁ。なんか九州男児って感じ。(小説の最後の方のオトンの話が本来のオトンだ!)なぜか、小指の爪の長さだけで、カミさんのオヤジさんと、オトンがダブってしまう、のんべのオヤジでした。