テーマ:そうだ、京都行こう!(952)
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広大な御所の敷地を通り抜け、再び地下鉄丸太町駅へ。
駅への入り口近くに由緒ありげな門と塀に囲まれた古い洋館をみつけました。観光客が隙間からのぞき込んでいます。 写真はないですが案内板を見つけ読んでみると、1932年に作られた、大丸百貨店の11代社長下村正太郎の旧邸なんだとか。「大丸ヴィラ」と名付けられ市の文化財になっていました。 さすが京都、「歩けば文化財に当たる」です。 さて、ここからプチ鉄道乗り継ぎ旅のレポに少々おつきあいください。 比叡山へはこれまでも数度、ドライブウェイを使って車で行っていますが、今回は交通機関を使って登ることにしました。バスも行っていますが、「鉄道」で。 地下鉄烏丸線と東西線を乗り継いで三条京阪、ここで京阪電車に乗り換えて出町柳まで行きます。 ここからは、昔から「えいでん」の愛称で親しまれている叡山電鉄(旧 京福電鉄叡山線)です。 こんなかわいい電車「ひえい号」が出迎えてくれました。 観光客だけでなく、通学の学生や沿線の住民の方で、一両の電車は満員で出発しました。 「えいでん」は、八瀬比叡山口まで行く本線と、鞍馬まで行く鞍馬線とに分かれます。 鞍馬線には、昨年、祇園祭を見物した後、鞍馬寺まで行くのに利用しました。 今回は、もちろん八瀬まで行く本線に乗りました。 10数分ほどで終点「八瀬比叡山口」に到着。 ここからケーブルカーに乗り換えます。 ケーブルの乗り場まで気持ちのいい新緑の中を5分ほど歩きました。 レトロな橋を渡ると「ケーブル八瀬」駅です。 外国人も含めた観光客が行列を作っていました。 毎時0分と30分の出発ですが、自分たちのときは乗り切れなかったので5分後に臨時運転してくれました。 10分足らずでしたが、ケーブルカーはぐ~んと急こう配を登っていきます。 続いてロープウェイに乗り換えます。 15分おきの出発です。 わずか3分ほどの空中散歩で、「比叡山頂」駅到着。 駅近くにはフラワーガーデンのような施設がありましたが、先を急ぐのでパス。 ロープウェイ駅から山頂バス停まで10分ほどアップダウンの山道を歩きます。 ここから山内を巡回するバスに乗ってバスセンターまで。途中、眼下に琵琶湖が見えました。 途中には、「坂本ケーブル」の乗り場もありました。比叡山から京都の反対側、滋賀県大津市坂本に下っていけます。ずいぶん昔に乗ったことがあるような・・・ ようやく延暦寺バスセンターに到着。 まずは腹ごしらえです。バスセンター横の売店内にあるそば屋で少し遅い昼食。 比叡山名物の鶴喜そばです。 もともとは滋賀県側の麓、大津市坂本に店を構える、延暦寺ご用達の老舗そば屋さんですが、例にもれずというか、本家、分家のゴタゴタ?があったようです。本家は昔からの本店店舗のみで商売をしており、一方、分家は多くの店を展開して幅広く商売しているようです。 わたしらが立ち寄ったこじんまりしたお店も、分家さんの店舗です。 まあ、そんなことはどうでもいいですが、空腹に熱いおそばがしみました。 人心地ついてから、延暦寺へお参りに。 比叡山延暦寺は、あえて説明するまでもなく、伝教大師最澄が開いた1200年以上の歴史を持つ天台宗の総本山で、日本仏教のルーツともいうべき場所です。 延暦寺と一口で言っても、山内に100を数えるお堂が点在していて、大きく分けて「東塔」「西塔」「横川」の3つのエリアに分かれています。これからお参りに行くのは「東塔」にある「根本中堂」、延暦寺の総本堂、中心地です。 一番手前にあった「大講堂」はパスして、根本中堂へ向かいます。 残念ながら大修理の真っ最中で、ごらんのお姿。 内部はもちろん撮影禁止ですが、まずはご本尊にお参りして、創建当時より一度も消えたことがないという「不滅の法灯」もおがんできました。 (不滅の法灯 ホームページより転載) 2016年から約10年に及ぶ改修工事中ですが、修理の様子を足場の上から見学できる貴重な機会です。 足場の上からは撮影OKです。 さあ、下山の時間です。 バスセンターから京都駅行のバスも出ています。京都駅まで行くのに乗り換えなしで行けるので楽ちんなんですが、何も考えずにケーブルとロープウェイの切符を往復で買ってしまったので、仕方なくちょうど出発していったバスをお見送り 再び、山内巡回バス、ロープウェイ、ケーブル、叡山電車と乗り継いで出町柳まで戻ってきました。出町柳ではこんなかわいい飾りが出迎えてくれました。 出町柳から京阪電車で東福寺駅まで乗り、隣接するJR奈良線に乗り換え、京都駅まで帰ってきました。 今回の京都の旅はお泊りすることにしました。 京都駅から歩いて3~4分のところにある「京都タワーホテル・アネックス」。 こざっぱりした機能的なシティホテルです。二人で12000円とリーズナブル。 6階の部屋からは京都タワーが見えました。 さすがに疲れました。 一休みしてからディナーへとでかけます。 長くなってきました。続きは次回。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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