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先月末、台風のため伊勢志摩旅行がキャンセルになってしまったことは、すでに記事にしたところですが、ささやかな「リベンジ」で、鳥羽と伊勢に日帰りドライブに行ってきました。
賢島のホテルに一泊した「翌日」のスケジュールとして考えていたコースの再現です。 昼頃に鳥羽に到着。 JR・近鉄の鳥羽駅裏にある「鳥羽さざえストリート」という、焼き貝を食べさせるこじんまりした店が4、5軒並んでいるところで昼食。知る人ぞ知る穴場グルメスポットです。 一番手前にある「焼貝 いろは」という店に入りました。すでに10人くらいのおばちゃんたちが宴会してましたが、なんとか二人席を確保できました。 まず、しらす丼を注文。 貝は、ざざえ、大アサリ、ヒオウギ貝を焼いてもらいました。 伊勢エビやアワビ、岩ガキなんかもありましたが、ちょっと気軽に注文できるお値段ではなかったです。 地酒も各種ありましたが、車なので、涙をのんでノンアルコールビールで我慢。 貝は水槽から出して、そのまま焼いてくれます。 おいしゅうございました。 おばちゃんたちが宴たけなわだったので、早々に退散(笑) 伊勢へ向かいました。 まず、お伊勢さんの外宮を参拝。 お伊勢参りはまず外宮を参拝してから内宮にお参りするのがしきたりだそうです。これまでは、内宮だけお参りというパターンが多かったですね。 じりじりと太陽が照りつけてきて少し歩いただけで汗が噴き出しましたが、参道は杉の巨木に陽が遮られて涼しくさえ感じられました。 神社用の御朱印帳の空きページが残り少なくなってきたので、あらかじめ「伊勢神宮崇敬会」の通販で入手していたお伊勢さん限定の御朱印帳を持参して、まず最初のページに外宮の印をいただきました。 外宮の境内と、JR・近鉄の伊勢市駅とを結ぶストリートを少し散策。内宮のおはらい町と比べるとやはり閑散としています。 その通りのなかほどにある「菊一文字」という老舗の刃物屋さんに立ち寄りました。 カミさんが包丁を見たいと言うので。 店内は老舗らしいたたずまいです。 包丁と爪切りをお買い上げ。 さすがに暑さでクラクラしてきたので、赤福の支店で「赤福氷」を食べていくことにしました。 満席でしたが、5分もたたないうちに席が空きました。 抹茶シロップがかかったかき氷を掘っていくと、中からあんこと小ぶりのお餅が現れました。 おなかの底から冷えてきて、汗も引いていきました。やっぱり暑い日はかき氷ですね。 内宮へ行く前に、もう一か所立ち寄りました。 外宮から車で10分もかからないところにある「伊勢製餡所」という老舗のあんこ屋さんです。 主にスーパーや和菓子屋、パン屋とかに自家製のあんこを卸している隠れた名店です。 わたしも伊勢にそんな店があるって知りませんでした。たまたま、県内向けのテレビドキュメンタリーで紹介されていたのを見て、そこで創業百周年を記念した羊羹が発売されるということを知って、食べてみたいな~と思ってました。 数日前の新聞でも紹介されていたので、せっかく近くまできたから、ということでやってきた次第です。 店はいたってありふれた外観でしたが、百周年記念の「伊勢ようかん 五色」を購入。 そして、内宮へと向かいます。 さすがに、シーズンオフの平日夕方、宇治橋近くの駐車場にとめることができました。 正宮の石段もご覧の通り。 正宮にお参りしたあと、正月とかだとすごい行列で、いつもお参りを断念していた「荒祭宮(あらまつりのみや)」にもお参りすることができました。 ここは、天照大神の「荒御魂(あらみたま)」をお祀りしていて、内宮に属する10か所の別宮の中でも別格の第一の位とされています。「荒御魂」とは、正宮に祀られている天照大神の穏やかな魂である「和御魂(にぎみたま)」とは異なり、荒々しく顕著なご神威をあらわす活動的な魂のことなんだそうです。 正宮をお参りする際はお願い事はせず、平穏に暮らしていることへのお礼を述べなければいけない、と言われていますが、「荒祭宮」ではお願い事をしてもいいそうです。 内宮でも御朱印をいただきました。これで、お伊勢さん限定御朱印帳の最初に、外宮、内宮の順のご朱印を揃えることができました。 すべての「リベンジスケジュール」をこなし、最後におはらい町を散策しようと途中まで行ったところで、それまで晴れていた空が急に黒い雲に覆われ、パラパラと雨粒が落ちてきたので、散策を途中で切り上げ帰路につくことにしました。 この日は「なんちゃって雨男」返上と思ってたら、最後にやってきました(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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