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わたしの誕生日を含む2泊3日の旅をしてきました。
行先は日光です。 前回はじいさんがまだ存命のころ、10時間くらいかけて車で行ってきましたが、今回はさすがにちょっと心配だったので、鉄道で行くことにしました。 早朝6時前に車で家を出ました。四日市駅近くの駐車場に預かってもらい、7時すぎの近鉄特急アーバンライナーで名古屋へ。 8時20分発ののぞみで約1時間半、東京には10時前に着きました。 JR上野東京ライン(常磐線)で北千住まで。ここで東武鉄道に乗り換えるのですが、いったん駅を出て近くのそば屋で軽い昼食。 東武 北千住からは特急で栃木方面へと向かいます。 この駅では、一般のホームの隣、壁の向こう側に特急専用ホームがあって、入り口で特急券のチェックを受けます。 わたしはネットで予約していたので、スマホで購入済み画面を示して入場しました。 ちょっとややこしい・・・ 11時42分発 「特急スペーシア けごん21号」 東武のスペーシアといえば、現在は「スペーシアX」という新型特急がフラッグシップ列車になっていますが、これは旧型のスペーシアの車両です。 途中、「春日部駅」に停車したときは、「(クレヨン)しんちゃんの駅や」、栃木県に入ってからは、「うちらの方とあんまり変わらん景色やね~」とか、しょうもない会話をかわしながらの1時間半の車窓でした。 13時09分 下今市駅で下車。列車はこのまま東武日光へと向かいます。 今夜の宿 鬼怒川温泉へは、ここで乗り換えです。 ここから「鬼怒川温泉駅」へは、趣向をこらして、こういう列車を予約しました。 「SL大樹 5号」 SLに乗るのは初めてです。楽しみにしてました。 13時30分、汽笛とともに発車。 車内ではアテンダントや車掌による機関車の紹介や沿線案内、記念グッズの販売がありました。 車窓を眺めていると、各所で駅員や観光客、フォトスポットに陣取る「撮り鉄」たちが手を振っていました。 黒煙が流れてくるので窓は開けられません。「沿線の家はさぞや迷惑かも。たぶん「迷惑料」が払われているだろうな」、とか、「SLは走ってるのを見るのは楽しいだろうけど、乗ってる分にはあまり面白くないな~」とか、しょうもないことを思いながらの約30数分のSLの旅を終え、 14時6分 鬼怒川温泉駅に到着。 便利なもので、今回の鉄道の乗り継ぎは、新幹線のスマートEXをはじめ、特急券、乗車券すべてスマホをピッピッとかざすか、予約画面を駅員に示して改札を通りました。紙切符はありません。 でも、スマホが充電切れになったり故障したりすると万事休すですけれど・・・ 幸いにも、現地は曇り気味ではあるものの、雨の心配はなさそうです。 駅前には機関車の方向転換のための「転車台」があり、今乗ってきた機関車が向きを変えるため、 14時30分に入線してきます。大勢の観光客に交じって見物しました。 いや~ いいものを見れました。 さて、歩いて行ける距離に、鬼怒川にかかる「鬼怒楯岩大吊橋」という観光スポットがあるので、宿に入る前に見物していくことにしました。最初は、タクシーを拾って吊橋見物したあと、そのまま宿へ行ってもらおうと算段していたんですが、全然タクシーが来ません。 仕方なく、荷物を持ったまま歩くことにしました。 歩くこと約20分、途中、道を間違えて遠回りしてしまったりもして、着いた時には汗だくでした。 往復しましたが、歩くとゆらゆらと揺れて、眼下には鬼怒川の渓谷、なかなかの迫力でした。 山道を登れば展望台もあるようでしたが、さすがにパス。 再び、よたよたと駅まで戻りました。 ちょうど、鬼怒川温泉の宿を巡る「ダイヤルバス」という有料の巡回バスが出発するところだったので、「待ってくれ~」って感じでラストスパート、なんとか間に合いました。満員です。 途中のちょっと大きな温泉旅館で、おばちゃんたちのグループが大勢降りたあと、やっと座れたかと思ったら、すぐに私たちの宿に到着しました。一人300円均一です。 今夜の宿は「ものぐさの宿 花千卿(はなせんきょう)」です。 チェックインして、ロビーに積まれた浴衣を選んで、部屋へ。 フロントが6階にあります。わたしらの部屋は10階です。 部屋番号が”1015”号室。今日の日付です。ちょっとうれしかった(笑) 鬼怒川沿いの渓谷にへばりつくように建てられた旅館で、部屋からの眺めも絶景です。 さっそくお風呂へ。大浴場は1階までエレベーターでぐ~んと降りていきました。 まあ、可もなし不可もなしのまあまあのお風呂でした。 室内の浴槽で小さな兄弟がバシャバシャと「泳いで」いたので、露天風呂にだけ入ってきました。 父親もじいさんも、騒ぐ子供たちをまったく注意もせず、ちょっと気分がそがれました 気を取り直して、18時から大広間で夕食です。 ほぼ満席に近くて、おばちゃんのグループ、年配のご夫婦、外国人のグループ、一人旅らしき女性、そして、さっきのお風呂の子供と父ちゃん、じいちゃん、ばあちゃんの5人ファミリーもいました。お母ちゃんはいないようでした。お留守番かな?どうでもいいですが。 満腹です。 ふとんに寝っ転がって、少しうとうとしてしまいましたが、寝る前にもう一度お風呂へ。 今度は「貸し切り」状態でゆっくり入れました。 暗かったのでよくは見えませんでしたが、鬼怒川の流れの音がざ~ざ~とけっこう大きく聞こえてきました。 日付が変わる午前0時まで起きて、誕生日を迎えました。 寝ていたカミさんをゆり起こして、「前期高齢者になったで~」と言うと、ねぼけた声で「あっそう。おめでとうね~」(笑)・・・ お月さんも祝ってくれている?ようでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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