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館内ツアーは午後4時と5時の2回あります。わたしらが散策から戻ってきたときに、ちょうど4時の部がスタートしていきました。
ロビーに5時までに集合、最初わたしらだけでしたが、徐々に集まり始め最終的には10人ほどの参加でした。 案内してくれるのは、Kさんという女性スタッフ。 まず、このホテルの沿革の話から始まりました。もう一人、ベテランの男性スタッフと交代で案内をしていて、男性のほうは主に日光全体の歴史や観光の話をされるそうですが、Kさんは金谷ホテルそのものの歴史やうんちくを得意にしていて、自分のことを「金谷ホテルオタク」と自認しているそうです。 ロビーでの前説が5分くらいあって、館内ツアーへと出発しました。 話自体はあまり覚えていない(笑)ですが、重厚な造りに圧倒されました。 今は使われていない、かつてのダイニングルームとかダンスホールとかも案内してもらいました。 このホテルには海外の著名人が数多く訪れていて、左の写真は、ヘレン・ケラーやアインシュタインの宿帳だそうです。ほかにも、チャップリンや飛行家のリンドバーグ、女性探検家のイザベラ・バードとかも宿泊しているそうです。また、別館には昭和天皇ご夫妻や、現在の上皇さま、上皇后さまもお泊りになったとのことです。 このホテルにも、「眠り猫」がいました。東照宮のに比べると、起きかけているような。 約40分のツアーが終わり、ショップを物色してから部屋に戻りました。 シャワーで汗を流し、食事までの間、まったりして過ごしました。 バスルーム(トイレと併設)にはスチーム暖房のパイプ、部屋にはこんな温度計と懐中電灯。 なんか、懐かしくないですか? 各部屋にはエアコンもついていますが、寒い日光の冬を温めるため、ホテル全体ではスチーム暖房がまだ現役だそうです。 7時40分、ダイニングルームへ。ディナーの始まりです。 肉中心の「本日のディナー」と、名物の「金谷ディナー」のどちらかを選びます。 名物や限定品に弱いわたしは、もちろん「金谷ディナー」をチョイスしました。 カミさんも同じく。 まずは、誕生日と結婚記念日の乾杯。 アミューズ(先付け)、説明されましたが忘れました(笑) 右はオードブル。白身魚やホタテ、エビ、いくらにわさびソースをかけたもの・・だったかな?? 金谷ホテルの名物料理 左が「大正コロッケット」 カニクリームコロッケですね。 右は「日光虹鱒のソテー」 ニジマスを甘辛くソテーしたもの。臭みはまったくなくて、香ばしく柔らかかったですが、川魚なので少々小骨が厄介でした。 たいへん、優雅で美味しいディナーコースでした。しあわせ・・ お飲み物は、ビール、ホテルオリジナル白ワイン、ウェイターのおじさんに押し売り?された甘いデザートワイン、カミさんはゆずジュース。お値段はそれなり、と申し上げておきます(笑) デザートには、うれしいサプライズがありました。 (ブログ友達のT・Nさん、あまり覚えてないので、「このソースは何? この付け合わせは何?、あの白いのは何?」とかいうご質問はご勘弁を(笑) ) 満ち足りた90分ほどを過ごして、ダイニングを後にしました。 腹ごなしに、ホテルの周りをぐるっと散歩しました。 向かって左はわたしらが泊まった本館、右は皇族もお泊りになった「別館 ロイヤル・ハウス」。 部屋に戻り、バスタブに湯を張ってゆっくりとつかりました。 湯上りに持ち込みの缶ビールで一日の締め。(食事中のお酒は量が少なくて飲み足らなかったんですっ(笑) ) こうして、誕生日の夜はリッチな気分とともに更けていきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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