25thAnniversaryLiveInAmsterdam(TOTO)
思い起こせば2002年12月7日月寒グリーンドーム、小雪の舞う非常に寒い日であった。(←誰ですか?) 待ちに待ったTOTOのLiveであったー!奇しくも今年の12月7日は札幌ドームでEricClaptonのLive。どちらも最寄駅は地下鉄東豊線の終点福住駅(無意味な情報でごめん) Claptonはあまり良い席取れなかったので、あまり期待しないので場の雰囲気に任せて盛り上がろうと思ってますが、去年のTOTOライブは熱かった。ご存知ChildAnthemから始まり、懐かしの名曲メドレーで幕を開けた直後から、スタンド席は総立ちでしたねー!特に私としてはAfricaで、DavidPaichのKeyboardリフに合わせた照明がすごく印象的な演出として記憶に残ってます。SteveLukatherは札幌が好きなのか、一昨年はLarryCarltonと供に、そして去年はTOTOツアーで来ましたよね。印象的だったのはBeatlesのカバーのWhileMyGuitarGentlyWeepsのソロ。これはライブの比較的最初の方で演奏されたんですが、この時点で涙でちゃいましたよ。SimonPhillipsはTambuからTOTOに加入したドラマーですが、JeffPorcaroの後任として私は十分に活躍していると思います。Jeffのプレイとは質が全く異なるので、TOTOのサウンドにSimonがもたらした変化はとても大きいと言えます。Jeffのアイディアにあふれる柔軟なプレイが築いた礎にSimonのパワフルなプレイが加わったことで、サウンド面でとても締まった感じがして、スタジオ作品のバランスがとても良くなったと私は確信しています。SimonのDrumソロは滅茶苦茶面白かったです。最新作のThroughTheLookingGlassはカバーアルバムとは言え、やはりTOTOだからこそ出来る品質の高さを完璧なまでに見せ付けた、とても良い作品です。古き良き曲に新たな命を吹き込んだと形容するのがふさわしいと思います。聴いてみてごらんなさい。このThroughTheLookingGlassツアーのLiveアルバムが今回紹介する「LiveInAmsterdam」です。メドレーという形で過去の代表作の美味しい所をぎっしり凝縮して、先ほど書かせてもらったWhileMyGuitarGentlyWeepsもしっかり収録されており、Africa、Rosanna、HoldTheLineなどの名曲もちゃんと押さえているこのアルバムはTOTOの歴史を振り返り、そして最近のプレイをチェックするにはもってこいの一枚です。すごい盛り沢山の内容でプレイタイムも77分。TOTOファンも、ちょっと興味あるなって人もみんなにオススメできます。個人的にはアルバム「MindFields」の中の"CaughtInTheBalance"が一番好きなので「MindFields」とアルバム「LiveFields」もオススメしたい一枚です。昨年のツアーでは"CaughtInTheBalance"は演奏されてないみたいですね。残念。とにもかくにも、このバンドは知らなかったら呪われますので、「LiveInAmsterdam」で概観を掴んでいただいて、3枚組みBestの「GreatestHits...AndMore」を買っていただくのがTOTO入門編としては一番良いかなと。TOTO、Hydra、TOTO IVをまとめたBoxセットも輸入版で入手可能ですので、これも初期のTOTOの名作をしるにはオススメできる品です。いやぁ、久しぶりにTOTOのCDで感動させてもらいました。「LiveInAmsterdam」ほんとに良いです。