カメラに求めるスピード
コンデジを一個買いました。 【★★】【送料無料】CASIO(カシオ)EX-ZR300-GD HIGH SPEED EXILIM価格:17,800円(税込、送料込)CASIOのハイスピードEXILIMシリーズの最新版の一つ前のモデルです。性能の詳細は後述する事にして、色はこのシャンパンゴールドが一番です。2週間くらい前にシャンパンゴールドだけタイムセールで出ていたので本当は赤と思っていたのを価格に負けて買ったのですがこれが正解でした。カタログ写真は赤や白も良さそうなのですが、実物を見たらがっかりします。白は安っぽいプラスチックという印象が強いですし、赤はシックなワインレッドでは無くて小豆色です。まあ色は大して問題ではないのですが、機能面でこの機種は僕のニーズをしっかり満たしてくれています。このカメラを選んだ一番の理由は起動の速さです。一眼はその機構上起動は速いですが持ち歩くには不便です。携帯はカメラの起動にかなり時間がかかる上にズームが絶望的です。そこで起動が速いコンデジを一台持ちたいと思っていました。開発者の方のレポートを読んでみるとこのカメラの目標が僕が欲しいと思う理由と合致しています。やはり、ここぞと思う場面でカメラが起動しなかったりシャッターが切れなかったりという事態に出くわすと大きな後悔が残るものなのですね。起動や動作の速さを重視している理由の一つは車で走行中に面白そうなものを見つけた時に写真を撮りたくてもカメラを取り出して起動して撮影という流れにかなりの時間を使うためほとんどの場合撮り逃してしまう事です。運転しながらの撮影は危険ですが、助手席から使える位置に置いておけば同乗者に撮影してもらう事はできますから後は起動やフォーカシングが速ければ撮り逃す確率がグッと低くなります。上で紹介したレポートには書いていないようなのですが、他で読んだレポートの中に"どんな状況でもシャッターが切れる事"というような記述があったように記憶していて、購入の動機としては大きな一言でした。フォーカシングの速さは正確さはうちのアホ一眼よりも優れているかも(^-^;決して明るいレンズとは言えずシャッタースピードも速くありませんがソフトが優秀なのでとても良い画が撮れます。いつも通勤時に地下鉄の駅から地上に出るとガソリンなどを運搬する石油列車と呼ばれる列車を見ます。このカメラが届いた翌日、その石油列車が来たのでポケットに入れてあったカメラを取り出して起動して撮影。見事に先頭車両を捕らえる事が出来ました。この速さにはニヤけてしまいました。さらにニヤけてしまうのがズームの速さです。速すぎて今はちょっと持て余しているくらい(^-^A「あ、コゲラがいる!」と思ってズームすると速すぎてフレームアウトしてしまったり…(^-^;これは僕がまだこのカメラに慣れていないからでモニタとレンズと自分の目をどういう配置にすれば良いか習得すれば遠かったり小さかったり速かったりするものを撮り逃す事が減ります。ポケットに入れて持ち歩いているうちにモードダイヤルに触ってしまってプレミアムオート(とても賢いマルチフォーカスの撮影モード)から通常のオートモードに変わってしまった時の話なのですが、オートモードの設定が連射になっていてその状態でシジュウカラを撮影してしまいました。(してしまいましたっていう表現もヘンテコですが…。)連射モードで撮影した写真をカメラで再生すると動画のように再生できます。動画モードとは違って解像度も高いですし、連射もとてつもなく速いので動きのあるものを撮影するのに良いでしょう。たまたま撮ったものを見て、これからもっと活用したいと思いました。シャッタースピードをわざと遅くしたり、速くしたり、何か特殊な設定での撮影をしない限り一眼の出番がなくなるくらいにマルチな才能を発揮してくれるカメラだと思います。写真の整理が全然出来ていませんが、後日このカメラで撮影した写真も紹介したいと思います。