皆既月食(地球の影)
作業終了ですヽ(´ー`)ノ月食画像でよく見る奴を作ってみました。中央の赤いのが皆既中の月です。その左右にある連続した月にかかっている影の部分が地球の影になります。月にかかる影のラインに沿って円形の補助線を引くと分かりやすいのですが、今回は皆既中も地球の影にギリギリで収まっている軌道なのが分かります。そのため皆既食の時間が20分程度と短かったわけです。もっと影の中心に近い部分を通る軌道だと皆既食の時間は長くなります。たぶん影の縁に近かった影響だと思うのですが皆既中の月の上部が飛んでしまいました。右側の見え始めの月が紫~ピンクでずいぶんとカラフルな画像になりました。予想外に賑やかな色合いになり、皆既中の赤銅色を食ってしまっている感じがあります(^^;;上記画像は望遠レンズでの撮影ですが、本当の目的はタイムラプス動画の作成です。これも概ね成功で、月の出直後は雲に邪魔されるフレームが多いのですが、後半の月の影が小さくなっていく様子は十分満足の行く出来になりました。月の出~欠け終わりまで約3時間。広角も望遠も1分間インターバルで撮影しているので、基本的にはどちらも180枚程度のフレーム数になる。ただ、露出調整などで実質的には望遠側は450枚程度になった。広角はもうちょっと少ない。このデータをチマチマ処理していくのはなかなか骨が折れる。撮影後の処理についても考えておく必要があると感じた。