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先日ラファエル・アマルゴ舞踊団のフラメンコショーに行って来た。今回は10列目のほぼ中央という良い席が取れた。
本場のダンサーの大きな舞台でのショーは今回で3回目だが、今までのどのショーよりもシンプルで、今まで見た中で、もしかしたらこれが一番本場で踊られるフラメンコダンスの様式に近いのかもしれないと思った。(スペインで見たことないのでわからないけど) 最初に5~6人のダンサー達が出てきて踊り、その中にひとり貫禄のある人がいて(いつでも際立っている人がカンパニーの中にいる)どうしてもその人に目がいく。 そして、ラファエル・アマルゴが登場してソロ。 まだ若いのだけど、貫禄もありキレが良く、ステップがすごい。 後半になるにつれて、動きも激しくステップも早く汗が飛び散る。そしてとにかく、カッコ良くてかわいい!甘さの中に渋さもあるというか。 ファンサービスもすごくて、2回のソロがあったが、2回とも途中客席に下りて握手攻め。なんだかアイドルのライブか、はたまた演歌歌手の歌謡ショーのような気もした。でも、握手した人うらやましい。通路側の席だったら良かった…(^_^;) ひとりかなり年配の女性ダンサーがいたのだが、歌も歌う彼女は途中、「ナミダ~ノ、ナミダ~ノ、ナミダ~ノ、トウキョウ♪」って言っているように聞こえたんだけど、「アレ、なんだこの歌?」。後で連れに聞いたら「あれは『ラブ・ユー・東京』じゃない?」と言っていた。タイトルが本当にそう言うタイトルだったかは定かじゃないんだけど、「ア~聴いたことある!」っていう歌だった。でも、フラメンコ風に歌うと全然違う曲に聞こえるんだけど。 ほとんどは若いダンサーだが、「ラブ・ユー・東京」のおばちゃまとあと歌手のおばちゃま2人組みは体格もすごくいいのだけど、ダンスも出来るし(でも、日本の盆踊りみたいなもんだから、スペインの人は誰でも踊れるんだろう、きっと)、歌はド迫力だし、スペインもおばちゃまパワーはすごいと感じた。 以前アマルゴは東京の「エル・フラメンコ」で半年間ステージに立っていたらしく、最後に日本語であいさつをしたが、たどたどしい日本語も叉かわいらしい。(笑) 私が行ったのは今回のジャパンツアーの初日らしく、アマルゴもカンパニーの人達もきっと緊張と喜びでいっぱいだったと思う。スタンディングオベーション、鳴り止まない拍手を背に出演者達は、歌いながら、手拍子をとりながらステージを後にした。 フラメンコはやっぱりかっこいいナ~。 でも、踊るのは日本人には向いてなさそう。眉間にしわを寄せて真剣な表情で、ものすごく情熱的に踊るんだもの。でも、ステキに踊れただらめちゃくちゃかっこいいと思う。 私には日舞やハワイアン・フラの方が合ってるみたい。フラメンコは見るだけにしておこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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