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テーマ:おすすめ映画(4068)
カテゴリ:韓国映画
韓国映画を初めて観た。『冬ソナ』も何度か観たがはまらなかったし、他の韓国ドラマも映画も観る気もしなかった(『猟奇的な彼女』は観たいのだけど)が、友達にこれいいから一度観て、とすすめられて。 私が『初恋のきた道』とか岩井監督の『Love Letter』が好きだと力説すれば、絶対にこの映画も好きなはずだからと言って、わざわざレンタルして持って来てくれた。持つべきものは友か?はたまた押し付けか?とも思ったがそこまでしてくれるんだから、観てみましょ、と言う事で。それにこの映画の監督、『猟奇的な彼女』の監督らしい。 良かった… 素直に、泣けた… 大学生のジヘは、母親の昔の手紙や日記をみて自分の知らない母の恋の話を知る事になる。自分の現在の恋愛と重ね合わせながら物語りは進んでいく。 ストーリーは古典的な純愛もので、どこかで観た事があるような話。ちょっと恥ずかしくなるようなセリフも出てくるし、私が最初ボーっと観ていたのだろうか、ラストの方でちょっとわからなくなってしまったところもあったけど、胸がキュンとなりました。 母親のストーリーはあまりにも辛い。時代や儒教の関係もあるのか、韓国の家庭、親子関係、学校の教師の態度など理解しづらい点がある。でも、日本も一昔前はこんな感じだったかも。 ベトナム戦争にも韓国は派兵していた事を、「あっ!」という思いで観た。 娘のストーリーの方が私の学生時代の感覚に近いものがあって、ちょっと切なくて懐かしい感じがした。雨の中図書館へ駆けて行くシーンが好き。特に、図書館へ送ってもらい彼が叉雨の中を走り出すのを確認してから、その姿を追いたくて急いで2階の窓辺へ駆けて行くシーン。同じような事したことある…(^_^;) ラストは、そんな事あるはずないでしょ、とクールに考えればそれまでで、こういう偶然ってあるかもよ。いやこれは偶然とは呼べないな。運命とか浪漫にどっぷりとつかりたいならまさにこれは時空を超えた恋愛ストーリー。 韓国の住宅の感じって日本に似ているんだ。土禁だし、階段の感じも同じ。男子学生の詰襟、学帽、女子高生の制服なんて日本と同じじゃない!なんにも知らなくてごめんなさい。 映像がきれいで、最初のカノンや、どこかミッシェル・ポルナレフの『シェリーにくちづけ』に似た曲があって、劇中の音楽が全体的に良かった。 同じようなストーリーばかりだと飽きると思うが、韓国映画、思いの外良かったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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