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カテゴリ:韓国映画
1998年 韓国 監督 ホ・ジノ 小さな写真館を経営するジョン・ウォン。交通取締官のタリムがお客としてこの写真館を訪れるようになって、お互いに淡い気持ちを抱くようになる。しかし、ジョンは難病に冒されており残された時間は少ない。 タリムはジョンのことを「おじさん」と呼ぶ。歳は離れているが、次第に惹かれあっていく二人。自分に残された時間があまりない事をわかっているジョンは、タリムと親しくなればなるほど苦しい気持ちになるのが観ていていたたまれなかった。 ラストの数分間のセリフもほとんどなく、とても静かに流れる時間。自分がいなくなってからのことを思い、父親にビデオの録画方法を教えるシーン、自分の写真を用意するシーン。自分の余命がわかっていて、しておかなければならない事をするのはどう言う気持ちだろう、と思うとたまらなくなる。 ハン・ソッキュの押さえた演技がすごく胸を打つ、悲しいけど良い作品だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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