ある日どこかで

グランプリ・ファイナルで15歳の浅田真央ちゃんが見事優勝！

この子はすごい！
ジャンプは天才、スケーティングも滑らかで、柔軟性があり、表現力もある。おまけに笑顔が可愛くてとってもチャーミング。
フィギュアスケートって技術、演技はもちろん“華”があるというのも見所だと思うんだけど、真央ちゃんにはこの“華”が今までのどの日本選手よりもあると思うんですよね。

トリノには行けないのか～。残念。

ミッシェル・クワンが最初に出た世界選手権見た時（あの時彼女も15歳だったと記憶してる）、あまりの大人っぽさと素晴らしい演技は鳥肌モンで、その頃から既に「完璧」という感じがしていました。この子は一体今後どんなに素晴らしくなっていくのだろうかとものすごい期待を持ったものです。
でも、正直言って長野オリンピックの頃あたり（ＳＰは素晴らしかったけど）から、クワンにはあまり魅力を感じなくなってしまいました。もちろんスパイラルは美しいしオーラはあるのですが、最初見た時あまりに強烈なインパクトがあり過ぎたのかもしれません。


若い時に世間の注目を浴び、認められると後が大変ですね。
真央ちゃんもこれからいろんな試練が待っていることと思います。
でも彼女には、クワンを最初に見た時に感じた「完璧」という言葉は私の中にはまだ無いんです。今の時点では完璧かもしれないけど、まだまだ幼さの残るかわいらしさいっぱいの彼女。これから大人っぽい演技ができるようになるだろうという期待が多く残っているからです。

焦らずに、このまま天真爛漫と育っていって欲しいですね。スケート協会にもその辺上手くやって欲しい。
そして4年後のヴァンクーバーでは、19歳の女性らしくでもパワフルな演技を見せて欲しい、そんな勝手なひとりごとでした。