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テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:その他の国の映画
≪この立方体は何なのか?ここから脱出できるのか?≫
いつかどこかのサイトでえらく評判が良かったので観たのですけど… ある日突然謎の立方体の部屋の集合体に放り込まれた見知らぬ男女6人。彼らは出口を探して部屋を移動しようとするが、中には命を落としてしまう罠がかけられた部屋もある。そして一人その罠にかかってしまう。その後数字に謎が秘められている事に気付き次々と部屋を移動していくが… 奇妙な映画です。結局誰が何の為にこの巨大なキューブを作り、何故登場人物がそこに放り込まれ、そしてラストは結局どうなったのか判らないままです。 それぞれの部屋の色がブルーや赤、緑と異なっていたり、次の部屋にあるかもしれないトラップへの恐怖。視覚的にも気持ち悪いのですが、絶えずする金属音のようなサウンドも耳につく。 極限状態に陥った時の人間の恐ろしさ。最初は一番しっかりして頼りがいのあった人物の変貌ぶりに驚かされるものの、実際そういうものかもしれないと又そこで新たな恐怖が湧き上がります。 謎解きサスペンスとでもいうのでしょうか、心理的な恐怖が気色悪いです。ゲームが好きな人はこういう映画が好きなんでしょうね。 私は…これを観る時間があるなら他の映画を観た方が良かった、という感想です。 でもラストが何とも不気味なんですが… CUBE 1997年 カナダ 監督:ヴェンチェンゾ・ナタリ 脚本:ヴェンチェンゾ・ナタリ、アンドレ・ビジェリック、グレイム・マンソン 出演:モーリス・ディーン・ホワイト、二コール・デ・ボアー、ニッキー・ガダーニ、デヴィッド・ヒューレット、アンドリュー・ミラー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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