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テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:日本映画
≪ジャズを聴きたくなる、ウキウキしてくる、スウィングしたくなる!≫
『ウォーターボーイズ』の矢口史靖監督作品。『ウォーターボーイズ』の女性版でしかもこんどはジャズをやろう、と言う山形の女子高校生プラス一人の男子高校生の話です。今更説明するほどでもない位人気のある作品だとは思うのですが。 山形のある高校。夏休みの補習授業を受けるのがいやで野球部の試合に出てるブラスバンド部の仕出し弁当を届ける事になった女子高校生が、ひょんな事からビッグバンドジャズを組む事になった。最初は乗り気でなかった彼女達だが次第に… 『ウォーターボーイズ』の流れからして完全に先の読める展開と、有り得ない、有り得ない、と言うシーン満載なのですが、こういう作品は「こんなもの」と思って観た方が楽しいですね。 主役の上野樹里ちゃんはNHKの『てるてる家族』で既に知っていましたが、他の高校生役の俳優さんはほとんど知らない人ばかり。でも、個性があって思いっきりよさも出ていました。 脇役は竹中直人や小日向文夫、渡辺えり子や谷啓さんまで出ていて締めてくれてました。 『ウォーターボーイズ』と比べてしまうんですが、あれよりもちょっとだけインパクトは弱いかな。二番煎じと言う感じは否めません。それに、彼女達がジャズに惹かれた理由や楽器が徐々に上手くなっていく過程がおざなりな感はどうしてもぬぐえないし。 でも、最後のステージのシーンは本当に楽しくてスウィングしてしまいました。 2004年 監督/脚本:矢口史靖 音楽:ミッキー吉野、岸本ひろし 出演:上野樹里、平岡裕太、竹中直人、貫地谷しほり、本仮屋ユイカ、白石美帆 スタンダード・エディション スペシャル・エディション ファースト&ラスト コンサート お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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