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2006.06.23
テーマ：ジーコ日本代表(421)
カテゴリ：その他のスポーツ
きっと全選手悔いの残る大会になったでしょう。 1％でも望があれば絶対に諦めない、そう思っていましたが やっぱり奇跡ってそう簡単には起きないものです。 日本は頑張ったと思います。でもブラジルは強かった。 この結果が日本の実力の現状なのでしょう。 日本の敗戦が決まり、私の中ではＷ杯もほとんど終わったに等しいのですが ここで今大会の日本戦をやっと振り返る事が出来ます。 何と言っても初戦のオーストラリア戦が痛かったです。 正直言って、私は今日の負けよりもあの時の方がショックが大きかったですから。 今更言ってもしょうがないですが、やっぱりあの負けをひきずっていたのかな。 もしかしたら選手たちも。 初戦、第二戦とも日本が勝っておかしくない試合だった、なのに勝てなかった。 失点も多く、何度もあった決定的なチャンスを決められなかった。 そこが結局のところ日本の実力なのでしょう。 今回日程的に日本は一番不利だったというのもありますよね。 二試合続けて3時からのとても暑い時間帯の試合はグループＦでは日本だけ。 ブラジルなんて全試合夜の時間帯ですから。 戦術的な詳しい事はわかりませんが、それでも素人の私が見ていて感じた事、 個人の力は昔に比べると上達していると言われますが、 やっぱりここぞと言うときに絶対的に頼れるＦＷがいたらな。 強豪チームのＦＷ陣を見ていたら、日本との違いがわかります。 破壊的なブラジルのアドリアーノや好調時のロナウド。 どこにいたの？と思えるような飛び出しをする獲物を狙うような イタリアのインザーギやスペインのラウールのような、 あんなＦＷ、日本も絶対に作らなきゃ今後ずうっと決定力不足と言われ続ける 事になるんじゃないでしょうか。 それから当たり負けしない身体的に強い選手。 そして大切なのが、メンタルで強い選手。 今回の日本代表は、見ていて何となく「戦う集団」という感じが弱いように見受けられました。 そんな意味で、中田ヒデについていろいろ言う人はいるけれど、彼のような選手は絶対にいなきゃいけないと思います。ただそんな選手が今回少なかったんじゃないかと。 ジーコの采配もいろいろと言われています。もちろん選手は全員高い意識を持って戦っていたと思います。でも上に書いたような事が今回のジーコジャパンは全て強豪チームと比べて足りないように感じられました。 だけど今日の玉田選手の先制点、素晴らしかったじゃないですか！ 予選リーグで唯一ブラジルから点を取れたのですもの、そこは褒めてあげたいですね。 玉田選手も言ってましたが、あれがブラジルを本気にさせたのでしょう。 Ｗ杯で久々に相手チームに得点を許した、それも先制されてしまったと言う事で。 試合後のインタビューで中村選手はしばらく言葉が出ませんでした。 悔しかったでしょう。もらい泣きしそうでした… そして、中田ヒデ。ピッチに倒れて仰向けになったまましばらく起き上がりませんでした。 泣いているようでした。 あんなヒデを見るのは初めてだったので、ショックというか何と言うか。 代表引退もささやかれていますが、もう代表のユニフォームを着たヒデを見られないのでしょうか…？ そんな事言わないで又やって欲しい。 でも、彼の中では何かある決心をしているような気がしますが。 とにかく選手、日本サポーターの皆さん、お疲れ様でした。 選手のみなさん、ゆっくり体を休めてくださいね。 最後まで私達にも希望を持たせてくれてありがとう。 ジーコ監督、４年間お疲れ様でした、そしてありがとうございました。 日本の試合をもう観れないんで、残りの試合は緊張する事なしに観そうです。 どこに優勝して欲しいかな。 日本を倒したブラジルにこのまま行って欲しいような。だからと言って何故かオーストラリアが勝って欲しいとは思わないんだけど… イタリアもアルゼンチンも、イングランドもポルトガルも、スペインもオランダも、どのチームも素晴らしいですわ。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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