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ショックな事がありました。 高校の同級生の死。 何であんなにいい子がこんなに早く逝かねばならないのか。 悔しくて、悲しくてたまりません。 彼女は私が今まで同級生で唯一「こんな人になりたい」と憧れた人でした。 頭脳明晰、スポーツ万能、絵を描かせれば上手く、手先が器用でこまごまといろんな物をよく手作りしていました。 そして何より性格がものすごく良かった彼女。完璧だった。完璧というと、ちょっと冷たい印象を持ちがちですが、彼女は誰にも隔たりなくやさしく、本当に温かい心の持ち主でした。 最後の最後まで諦めずに病気と闘い、その姿を子供達や教え子、そして私達友人や周りの人たちにきちんと見せて逝きました。 とても穏やかな顔でした。 あんなに一生懸命に看病してくれたご主人の、家族の愛情いっぱいに包まれて逝った彼女。 彼女が素晴らしい人だったから、あの素晴らしいご主人と、すごく良い子供達に恵まれたのだと思います。 「みんなに自慢していいおかあさんだったよ」と彼女の子供達に言いました。 3週間前に会いに行き、その姿にショックは受けたものの、まだまだ大丈夫だと思っていたのに。 家を案内してもらい、ご主人の日曜大工の素晴らしい作品と、彼女の手作りのソファーやセンスの良いシンプルで機能的なキッチンを褒めていると、意を決したように「私絶対によくなって又みんなを家に呼ぶ」と言っていたのに。こんなに早く逝くなんて… 会いに来てくれたお礼にと、先週届いたハガキが最後になりました。彼女に合うハガキを買ってきて、返事を書こうと思っていた矢先に亡くなったとの知らせが。 3年前手術後休職している時、彼女のお手製のすてきなバッグを褒めたら、すぐに色違いで作ってくれたのが形見となりました。そのバッグとハガキを今目の前にして、いろいろ思い出しながらこの日記を書いています。 彼女の生き方を見習って生きて行きたい。今改めてそう思うのです。 亡くなったから言うんじゃない、本当に、誰もが認める素晴らしい人だったよ、Tちゃん。 忘れないからね、Tちゃん。 本当にありがとう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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