国母選手、惜しかったですね。
でも果敢に大技に挑戦して、着地の失敗はあったけど、観ていて清々しかったですよ。
メダルには届かなかったけど、例の問題の影響はなかったみたいで良かったです。
服装の乱れは最初ニュースになった時、「アリャリャ」と思ったけど、あそこまで大きな問題に発展するとは予想外でした。本人はあれがスノボー流、とか俺流とか思っていたのだろうし、移動の場が公式の場所だと言う認識がなかったのかもしれません。あそこでインタビューを受ける時周りの大人(コーチ等)がちょっと言ってあげれば良かったのですよ。「その位のこと言わなくてもわからなきゃ」と言う人がいますが、言わなきゃわからない子もいるんです。朝青龍みたいに何度言ってもわからない、逆らう、と言うのなら問題だけど。
問題は後の会見のあの態度、発言ですね。あれはいけません。どういう問題にしろ、どういう質問にしろ、みんなが観ている記者会見であの態度はやってはいけないでしょ。「うるせーなー」と心の中で思ったとしても、絶対に言ってはいけないのです。
だけど今回の事で、国母選手も色々思うことあっただろうけど、確実に勉強したのじゃないでしょうか。
ただ、その事が試合に影響しなければいいが、と心配していたのですがそれはなかったようなのでホッとしています。
残念だったのは、彼の母校の東海大学が応援会を中止した事です。
大学に苦情が多く寄せられたのが原因か、それとも今回の騒ぎで嫌気がさして学生が応援する気がなくなったのか…恐らく前者でしょう。
私は記者会見の態度には正直むかつきました。でも、彼はその後いろんな方と話して、出たくないなら出なくていい、と言われてそれでもやはり出ようと思った訳ですから、彼なりにいろいろ考えたと思うのです。
大学側は体裁を保つ為に応援会を中止にしたのかもしれませんが、教育の場である大学ならば、反省すべきは反省させ、でも応援してあげるのが愛情だと思いますが。応援会を中止にしたと言うニュースを目にし、何だかとても悲しい気持ちになりました。
国母選手は応援会中止のニュースを聞いたくらいでヘコムようなヤワな人ではないのかもしれませんが、応援会をしてもらったとわかったならば、きっと彼の心を熱くするものがあったのではないかと、そんな想像をしてしまいました。
ハーフパイプ競技は本当にハラハラしてすごく面白いので、冬季オリンピックではよく観る競技ですが、今回ほど注意深く観たのは初めてでした。
恐らくそんな方が多かったのではないでしょうか?