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カテゴリ:自然のこと
世界中でマグロの乱獲による資源枯渇懸念によって、大幅な漁獲制限が始まるようだ。
マグロ好きな僕にとっては問題だ! 欧米における健康志向やBSE、鳥インフルエンザの影響で、世界中でマグロに人気が集まっている。 また、近年大幅に消費が増えているのが、中国。 人口13億人といえば、日本の十倍! 中国は経済成長の真っ只中、人々が経済力をつけ、今までは川魚中心だった魚食が、マグロなどの海洋魚を食べるようになってきたのだ。 13億人の胃袋は脅威だ・・・。 マグロの消費量は30年で約2.5倍。220万トン(2002年)。 しかし、日本はなんとそのうち1/3を食べているのだ。 さらにその8割は、刺身だと言うのだから、日本人のマグロの刺身好きが分かる。 (自分もその一人・・・) 中国人のことをとやかく言う権利は無い・・ね。(^^; ちなみに前に住んでいた山梨は、海無し県にもかかわらずマグロの消費量は日本でも5本の指に入るらしい。人口は後から5本の指に入るのに。。。。 確かに飲み会といえば、マグロの刺身がお決まりだった。 昔のことを語るのはおやぢの特権なので、あえて言わせてもらうと、 僕が小さなころは、おすしといえば、年に2~3回食べられるか?とういうハレの食べ物だった。 ワクワクしたものである。 盆や法事などは、朝からソワソワ待ち遠しかったものである。 近所のお寿司屋さんが、「毎度!」と持ってきてくれる。 黒い丸い器に整然と並べられた寿司の美しいこと! マグロの赤がまた食欲をそそるのだ。 今の子供たちにとって、マグロの刺身や寿司は好きな食べ物の一つでああっても、特別な食べ物ではないんじゃなかろうか?回転すし屋に行けば、1皿100円だ。 余りにもありがたみが薄い。 もっとも、ありがたがるのは、僕らの世代だけで?その昔・・江戸時代は庶民が食べる下魚だったらしいが。。。。 ともかく、このままでは近い将来マグロを気軽に食べられる時代ではなくなりそうだ。 もっとも、鯨の二の舞にならぬよう、日本文化を守るためにも、日本はマグロの資源管理を率先してやってほしいものだ。 しばらく我慢しても、安定して食べられるようになればと思う。 注!上のお寿司は本物ではありません。何でしょう?↑ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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