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2006.11.30
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カテゴリ:その他
先日、こっそり家族には内緒で、「父親たちの星条旗」を見ました。(^^;

第二次世界大戦の中で、米軍が一番被害を出したとも言われている硫黄島の激戦をアメリカ側からの視点で描かれたこの作品です。

感想を端的に言うと、ずっと「もやもや」したままでした。(^^;
感涙することも、興奮することも無く。ゲッとは思いましたが。。
個人個人に考えさせる映画なのだともいます。

戦闘シーンの迫力はさすがに金がかかってるなぁと感心しました。
見渡す限りの海を埋め尽くす米国船団。
上陸シーン、不気味で巨大要塞鉢伏山の砲撃シーン。
そしてリアルです。
内臓が飛び出し、腕がちぎれ、頭も吹っ飛ぶ。
はっきり言ってかなりグロイです。(--;
心臓の弱い人はやめておいたほうが無難です。

この映画は、どちらかというとドキュメンタリーに近いと思います。
特にハリウッド映画にありがちな、無意味なロマンスもありません。
淡々とリアルに描かれています。
国家の軍費調達のために「作り上げられた英雄」である兵士個人の心の葛藤を中心に進みます。
話は、現代から始まり、時代が前後しながら進むので、最初は戸惑いましたが、最後の方ではちゃんと分かりました。
戦闘シーンは、主に兵士のフラッシュバックという形で再現されるのですが、戦争における兵士の心の負担というのは想像を絶するものだと感じました。
戦場というのは、地獄だと思いました。

最後の兵士たちが海ではしゃぐシーンに少し救われました。

で、見てどうだったのかというと、良かったです。
オススメします。
ハッピーエンドマニアと子供には薦められませんが。。。。

たぶん、いやきっと第2作日本から見た硫黄島「硫黄島からの手紙」も見に行くと思います。

 





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Last updated  2006.11.30 14:34:50
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