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2007.10.27
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カテゴリ:野遊び
10/16~18日、2泊3日で五竜岳~唐松岳の縦走をしてきました。
本来は、五竜岳~唐松岳~天狗岳~白馬鑓の縦走の予定だったのですが。。。

さすがに紅葉の時期、空がかすんでいますが鮮やかな紅葉です。
かなり久しぶりの登山なので、最初の1時間ぐらいは息が上がってかなりしんどい!
五竜1

登るにつれ、どんどん霧が濃くなり、100m先は見えないほど。
特にトレーニングはしてなかったので、普段デスクワークばかりの僕は、先頭の健脚グループに置いていかれえしまった。
もうすぐ、五竜山荘というところで、一人はぐれてしまい、このまま一人で進んで遭難してしまうのもイヤなので(^^;、とりあえず後続を待つことに。
そうしたら、先頭グループがテント場に荷物を置いて迎えに来てくれました。
五竜2

テント場について、早速テントを張ります。
霧でぬれている上に、寒くなってきて、手がかじかんでうまく動きません。
何とかテントを張って、ご飯です。
今日の晩御飯は、隊長特製のしょうが焼き。
たらふく食べました。

ご飯のあと、山小屋に行って350ml600円のビールを買って飲んで、早々にシュラフにもぐり込みました。

夜中に、バサッとテントの上から何かが滑り降りる音。。。
もしやと思って、トイレのついでに外に出てみると、雪。。。
まぁ、あまり天気が良くないことと、冷え込んできてたので、覚悟してましたが五竜岳の初冠雪でした。

空けて翌朝、スカッと晴れ渡りました。
昨日は、何も見えなかった谷の向こうに、ドカンと五竜岳が見えました。
五竜3

やはり、雄大な景色が見えると気持ちのいいもの。
疲れも吹っ飛んで、軽い足取りで出発です。

途中の登山道からは、槍も少し見えました。
五竜4

唐松岳に行く登山道から山肌を見ると、ちょうど自分たちが居た辺りから少し下までくらいが雪だったようです。
五竜5.JPG

喜びもつかの間、ガスが出てきてまた空が見えなくなってしまってしましました。
雪の深さはたいしたことは無いのですが、雪が付いた鎖場は、滑りやすいので慎重に進まないと滑落の危険性があるので、予定時関より大幅に時間がかかります。
五竜6

結局、唐松小屋まで予定時間2時間30分のところ、4時間も掛かってしまい、さらに予想以上に昨日の疲れが残っていた上、午後に雷の予報が出ていることから、この先鎖場がずっと続く”不帰ノ嶮”は、とても越えられそうにないという判断で、唐松小屋から八方尾根を下山することにしました。

唐松小屋で会ったカップルは、五竜に行くとのことでしたが、やはり午後から雷の予報があるという話をきいて、今回は諦めて下山することにして、先に出発していきました。
我々も少し遅れて、霧の中を下山していきます。
五竜7

紅葉の鮮やかさが心を癒してくれます。
五竜8

結局、日程が残っているので、神戸に帰っても夜中になってしまうため、温泉にゆっくり浸かり、五竜スキー場の駐車場にテント泊して、プチ宴会です。
唐松小屋で会ったカップルも、結局リフト乗り場で会ったので、同じように日程があと一日あるとのことで、合流です。
カップルの男性のほうは、ウチのグループのN君と同じかなりのマニアで、アウトドアグッズ談義で盛り上がっておりました。
五竜9

翌朝、のんびり朝食を済ませて片付けた後、温泉にもう一度浸かり、その後隊長おススメの蕎麦屋”山人”で、もりそばの大盛り!
緑がかった新そばの香りのすばらしいこと!最高!
そば祭りとかでサービスで出していただいたおでんも、おいしゅうございました。
五竜10

不帰ノ嶮を来年攻略することを誓いつつ、家路に着きました。





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Last updated  2007.10.27 17:23:30
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