卒業式・・・
18日、卒業していきました。私の可愛い教え子たち。何にも変えがたい2年間でした。自慢しているようで、嫌なんだけど・・・とっても素敵な仲間達だったな。前日に、心配していた学級通信も冊子にして渡すことができたし、、、私からのメッセージも、最後のページにくっつけてもらいました。結局、卒業式の当日にゆっくり伝える自信がなくて、前日にした。(実際は、時間はあったんだけど・・・)メッセージは、いつも私が言っている言葉を織り交ぜて、「少しずつ違う道を歩んでいくけど、行き詰ったり悩んだりした時は、一緒に泣い たり笑ったりした仲間がいる、先生がいる。。。いつまでも、ずっとクラスメイ トだよ・・・一瞬一瞬を精一杯生きていこう・・・」みたいな感じ。ありきたりだけど、心を込めて伝えた。。。でも!!次の日の、『ごくせん』のヤンクミの言葉とすっごく似ていて、おいおい!!!私の言葉よ~~~~パクルナ!!!って思いました。まじで。マンガ見て言ったみたいじゃんね~~~~~ショック・・・ま、偶然なんだから仕方ない。卒業式そのものも頑張ってて、いつもより立派だった。卒業証書授与、の呼名も、一人一人の姿を見ながらていねいに呼んだ。中には、私の顔をちょっと見て、ニヤッと笑って出ていく子もいる。それぞれに、緊張した瞬間だった。歌も、言葉も・・・真剣な顔を見ていると、胸が熱くなってくる。いろんな思い出があふれてくる。・・・退場の瞬間、こらえきれなくなり、ハンカチを出したけど、目は、子供達からそらさなかった。一番かっこいいこの姿を、しっかり焼き付けておく!!教室に帰ると・・・『席つけ~~っ!!』って男子が叫んでいる。5,6人が前に出てきて、『せ~~の!!』 『○○先生!!ありがとうございました!!!!』って、みんなで言ってくれて、おまけに、寄せ書きまでくれた。数日前に、おしゃべりな男子から、『先生泣くよ!!』「おいっ!ないしょでぇ~」なんて会話を聞いていたので、何かするつもりだ、って察しはついてたけれど、こんな、お決まりのお礼の気持ち・・・・笑っちゃうくらい何の変哲もない、普通の色紙なんだけど、感激してしまいました。ふつうに、「ありがとう」と言って、ここで、先生のひと言。。。贈る言葉が出ると、ドラマだったんだろうケド、私は、、、胸がいっぱいで、その場に泣き崩れ、何にも言わないまま、自分の用意していた子供達への最後の手紙(賞状)を一人一人手渡していた。涙をこらえながら。一人一人、握手をしながら。頭をなでながら。。。「やばい!!」「俺泣きそ~~」「あ、もうだめ」「泣くな!!」「目薬ちょうだい!!」などなど、いろいろな言葉が飛び交う中、それぞれに別れを惜しんでいました。学級の歌にして親しんできた歌と、卒業記念発表会(参観日)に歌った「自分のために」を歌っていると、さっきまで笑っていた子も、後ろの方に行って泣いています。歌声にまぎれて、今まで我慢してた子が泣き出していました。でも、自分の出番になると笑顔に戻り、しっかりとした歌声で最後の熱唱でした。見送りの時間までまだ少し時間があったので、(歌うほかに何にも考えてなかったので・・・)子供達が落書きしたい~~と言うので、黒板に落書きです。 「6-○サイコー!!」「ありがとー!!」「給食おいしかったよ~~!!」 「はげつるぴっか」「天才○○くん!!」や、「仲間を大切に」「サンキュー」 などなど、ぐちゃぐちゃになりました。で、結局、先生←わたしからのありがたいお言葉のないまま、見送られに行きました。今思うと、「さようなら」のあいさつもせず、「はあい!!じゃあ、げた箱にいくよ~~!!わすれものせんよーに!!」とか叫んでた。。。。いっぱい泣いたけど、いっぱい笑った卒業式でした。どうか、それぞれの道をまっすぐ歩んでいってください。時々立ち止まってもいいから、しっかり休んで、また歩きだしていける。みんなには、その力があるよ。その、根っこの部分をちゃんと育てて小学校を卒業したよ。自信を持って自分の力を信じて大きくなってね。言えばよかったな。。。ま、きっと通じてる。。。。と信じて。。。。いまは、書類の整理、中学校へ送る書類づくり、中学校とのこん談会、などなどに精を出しています。クラス会したいね!!!